高取沙衣樹「日本人の血が騒ぐ」 

高取沙衣樹「日本人の血が騒ぐ」 

能•茶の湯•三味線•香、気が付くと、やっぱり日本が好き!

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昨夕、渋谷のセルリアンタワーにある能楽堂へ、都一中さんの三味線と尾上墨雪さんの舞のコラボレーションで演じる「道成寺」を観に行って来ました。

私としては実は三味線を聴くのが主な目的でしたが、一旦観始めると舞の素晴らしさから一時も目が離せず、音楽と舞が完全一体となった総合芸術を堪能するひとときとなりました。

運歩や手の動きまでも能に通じていて、途中から能を観ているのか日舞を観ているのか、何が両者の境なのかとふと分らなくなる程、日本の美学というひとつの理念で昇華されているように感じました。

わずか「道成寺」一演目だけの45分間の舞台でしたが、アレもコレもの天こ盛りで居眠りが出る長い舞台よりも、私はこんなシンプルでコアな充実したひとときが好きです。

映画だって、一晩に名作を二本観たりすると、感動なんてもう薄れちゃいますからね。

どこまでも削ぎ落して究極の日本の美を見せて欲しいと思った素敵な夜でした。