”前衛的”
という言葉がものすごくあてはまると思う
詩人:和合亮一
彼には現代詩とは、
「移動して行く感覚」
だという。
詩というのは、例えば歌とか小説と言った形態を媒介して伝わってくる合理性や”重み”を感じるものだと思っていたし、一般大衆にもそのように受け取られていたと思っていた。
けれども現代詩はその重みを言葉を介して新しい人(見知らぬ人)に伝えようとする試みでもあると思う。
”詩”という言葉が、教育や培ってきた文化により醸成されるべきものであるとするのであれば、彼(ある特定の人物)の培ってきた理念が”重み”を帯びてくるものであろうことは容易に想像がついた。
その重みをどう伝えていけばよいのというのは。
捕まえて面白おかしく言い合えるのかどうかが、ね。