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チキ風呂

チキ風呂

うんこのそうし本題に入ります。

第1章 運子野走死


僕は今、前に壁、後ろにがけ、右に白いたて、左に何も無いなべ、上にはね、下に加減。

僕はこのまま真っ白な狭い部屋の中に、一人でいるのだろう。どこを向いても壁にはいつも、ある事件の映像がエンドレスで映し出されている。もう何度、繰り返し見ただろう。ああ、また最初からだ・・・・。


鼻先を赤くして、とぼとぼ歩いてる中学生。-始まりの日


冷たい風に身を縮め、背中を丸めて歩く僕を、半袖、半パン姿でランニングをしている、テニス部のやつらがおいこしてく。塾に行くため、駅までBダッシュしているやつらがおいこしてく。僕は悪いことをしているのではなく、ただ家に帰るだけなのに、どこかうしろめたさを感じて、背中を丸め、誰とも目を合わさないように、靴先ばかりを見ながら徐々に足を進めていく。帰っても、オナ以外何もすることはないのに・・・・・。


ついてなかった。中学校に入ってからの僕はとことんついてなかった。年があけるとさらについてなかった。何にって?対人関係、特に先生にだ。部活の顧問も、塾の講師、クラスの担任も、なぜか僕にだけ強くあたってきた。そのせいで、近頃は同じクラスの奴らまで僕をバカにしている気がする。


弁当を一緒に食べているのは、電車とえろげーが好きな、クラスのオタク二人組だ。クラスで初のペナルティを受けたあと、僕とまともに口をきいてくれたのは二人だけなのだから仕方がない。だからといって、そいつらが親切なのかというとそうではない。たんに自分の好きなこと以外に興味がないからだ。僕に話しかけられるから答える、それだけ。でも、一人でいるよりましだった。なのに、僕はそいつらといるのを同じクラスの女子に見られるのが恥ずかしくてたまらない。