好きなのは読書と創作。創作は今は140字小説がメインです。(2018.11.09エムブロより引っ越してきました)
私たぶん病気だわ。あの人が何をやっていても可愛く見えてしまうから。高いところから物を取ろうとして背伸びしているのが可愛いとか、歩いていて段差に躓いて慌てているのが可愛いとか、探し物をしてきょろきょろしているのが可愛いとか。全部が可愛くてときめいてしまう。これはきっと恋の病なのだ。
吐いた息が白く舞い上がる夜、寒さに縮こまりながらそっと、あなたの名前を唱える。大好きな人。指で宙に名前を描いてみたりして。誰にも届かない声で呼んでみる。あなたの瞳に私は映らなくていいよ、それでも。見上げた冬の空は星が綺麗だった。泣きたいくらい綺麗で、やっぱりあなたを好きだと想う。星が綺麗な夜は好きな人に会いたくなる
星が綺麗な夜は、どうしてかな、君と見たいと願った星空を思い出す。君と二人で見上げた夜じゃなくて、一人で願って見上げた夜を思い出すんだ。いつか一緒に見られたら、と思い描いた夜の星が、今も心の中で輝いている。不思議だね。君との思い出が過去になって随分経つのに、星を見ると思い出すんだ。
君が居ないと、私の時間が進まない。一日が、一分一秒が無駄に長く感じられる。何度目か壁の時計を見上げて、さして進んでいない長針にため息。君が居る時には飛ぶ勢いで動くから本当に恨めしい。過ぎる時間が惜しくて、迫る終業時間が寂しいのに。君が居ないだけで。針の動きが遅くて長く長く感じる。(君は私のエネルギー)
人はどういうタイミングで恋だと認識するのでしょうか?傍に居られて嬉しいと感じた時?もっと一緒に居たいと感じたらそれは恋ですか?その瞳に自分が映らなくても、薬指に誰かとの約束の証があったとしても、あなたを好きと想って良いですか。振り返ってくれなくていい、ただあなたの名前を呼びたい。(私は静かに恋をする)秘密の恋シリーズ③
親しい間柄でも何でもなく、顔を合わせれば挨拶をするだけのそんな関係。それでも一目でも会えたら嬉しいし、私に頑張る元気をくれる人。かっこ良くて可愛い私の大好きな「王子様」。本当の王子様じゃないことはわかっているけれど、一緒に居られるだけで幸せだから、私にとってはやっぱり「王子様」。秘密の恋シリーズ(?)2編め続くかどうかは不明
人には言えない恋なのです。誰にも、本人にさえも。ただ静かに、密やかに想いを募らせていくだけの小さな恋です。それでも仕事をしている時の真剣な顔がかっこ良くて好きで、時折見せる笑顔や走って行く後ろ姿が少年みたいで可愛くて好きで、男の人にしては少し高めのトーンの声も、大好きなんです。
あの人の匂いが好きだった。あの人が使っていた柔軟剤の香り。その香りが消えてなくなるのが嫌で、同じものを使い始めた。でもどこか違くて同じ匂いを再現できない。以前はそれがもどかしかった。今は違う柔軟剤を探している。そうやって好きだったものが減って嫌いが増えていく自分が悲しい、けれど。お題:柔軟剤の香り好きなものを嫌いになることでしか、前を向いていけない自分が悲しい
おめでとうって一言くれたらそれだけで充分なのに、それすらも望めなくするのが別れというもの。あんなに好きであんなに傍に居て、あの頃はあんなに待ち遠しかった誕生日なのに、今はもう何も感じない。もしも関係が今も続いていたら何かプレゼントしてくれていたかな。私が欲しいのはただ一言だけよ。お題:誕生日おめでとう
最近君が頻繁に私の夢に出入りしている。ただ 姿を見かけるだけの時もあれば、今日の夢なんて急に私を呼び出したかと思えば「あの男は危ないからやめておけ」?現実の関係は終わったのに今度は夢の中でお説教?何だかんだ言って面倒見が良いよね。そういうところが、そういえば私は好きだったんだった。お題:夢と現実君のそういうところが好きだったんだった。
君が私の王子様じゃないことはわかっていた。それでも好きだった。傍に居たい人だった。横顔が好きだった。低い声も厚くて大きい温かい手も、優しいのに不器用で誤解されやすいところも全部大好きだった。簡単になんて忘れられるわけがない。王子様じゃなくても、叶うならずっと傍に居たい人だったよ。お題:君が私の王子様じゃないことはわかっていた本音はね、傍に居たかったよ。
恋愛小説って苦手なのよ。私が創作を始めるきっかけをくれた憧れの先輩が、よく口にしていた。自分自身の恋愛経験なんてそんなにないから、ドラマや映画などを見てヒントを得て、あとは想像で書いているだけだって。それであんなに胸がきゅんとして切なくなる物語を紡げるのだから、先輩はすごい人だ。お題:きっかけ
確かに君を好きだった。好きでいた間は幸せだった。もしかすると今でも好きかもしれない。姿を見つけ るとそれだけで胸がときめくから。だけど君との恋はもう過去なんだ。あの時こうしていたらって考える時もあるけど、元に戻りたいとは思わない。幸せだった思い出を胸に君の居ない世界を生きていくの。お題:別れお別れシリーズ(?)6編め。これにておしまいです。
部屋を整理していたら昨年までつけていた日記が出てきた。それによると1年前の今頃、私は彼を好きになったらしい。懐かしい。1年前の自分は1年後の自分が彼と付き合うことになるなんて知らない。その後破局することも。彼を好きになって毎日がキラキラしていた過去の自分が、眩しくて羨ましかった。お題:別れ好きでいられた時は、確かに幸せでした。
大好きだった人との別れ。もっと悲しいと思ったけれど案外そうでもない。今でもまだ?といったら好き、かもしれない。けれど私の中で終わったこととして処理済だから未練はない。もしも時間を巻き戻せるなら?それなら何度も思ったよ。可能なら一番最初の始まる前に戻って、彼にごめんなさいと言うの。お題:別れもしも時間を巻き戻せるなら、全部なかったことにしたいの。
手紙、読んでくれたかな。今までの感謝と謝罪を綴った最後の手紙を置いてきた けれど、あの人は読んでくれたかな。読まずに捨てられていたら悲しいけれど、あの人は優しいからきっと読むはず。何を思うかな、何も思わないかな。もうどちらだって構わないけれど。私とあの人の関係はこれでお終いだもの。お題:別れさよなら、大好きでした。
閉め切っていた部屋の窓を開けよう。気分転換。心地よい秋の風が入ってきて火照った身体を冷ましてくれた。心の中の澱んでいたものを絡め取り運び出してくれた。普段閉ざしているものを開けるのは怖い、勇気がいる。けれど今日は天気が良くて風が気持ち良いから。きっと新しい世界に出会える気がした。お題:秋晴れ一歩踏み出すイメージで。
花火を一緒に観たいねと約束した。でも花火大会は今年も中止になった。だから代わりに花火を一緒にやろうねと約束した。だけどその約束でさえ果たせずに終わった。彼は打ち上げ花火のことを指していたみたいだけど、私は小さな線香花火でも充分だった。傍に居られるなら何でも良かったのにそれさえも。お題:別れ
過去を振り返っても仕方ない。もう二度と戻らないのだから。楽しかったことも嬉しかったことも。ラインも消したし、彼の家で使っていたものは殆ど処分した。未練なんてないつもりだけど、時折 ふと繋いだ時の手の温度を思い出して、何もない自分の手を強く握る。どうしても写真だけは削除できなかった。お題:別れ
人には言えない恋だった。誰にも、相手にさえも告げられない恋だった。勘づかれたり、疑われてもいけなくて。私からあの人へ、想いをただ募らせていくだけの静かな、密やかな恋だった。完全なる一方通行、それでも好きで好きで、好きでいられた間は幸せだったよ。ありがとう、さよなら。大好きでした。