むし歯は感染したらミズ虫より治らない | 歯科の猫のブログ

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虫歯も歯周病もバイ菌による感染症です。ミズ虫に罹ったのと同じ、口の中からバイ菌を一掃するのは現実には不可能です。まじめに食後のお手入れをすること、寝る前は特にきれいにケアーして寝ることです。バイ菌を増やさない様にコントロールすること、つまり「プラークコントロール」です。『歯科材料』患者さまから『私は、歯が弱いのですが、これって子供に遺伝するのですか?』とよく聞かれるのですが、感染症は宿主因子、細菌因子、条件基質因子の原因が重なって起きる「多因子病」です。宿主本人の体の栄養管理や代謝能力と歯や歯肉、唾液成分の防御能力組成は 大いに関連があって、つまり、ムシ歯に罹りやすい、歯周病になりやすい、歯質、体質と言うのは生後の生活習慣、環境でほとんど決まるのです。
歯の形に遺伝はあっても、虫歯は遺伝しない  歯の噛み合わせ面の形、歯並びに遺伝はあっても、親が知識を持って予防処置を受けさせ、幼児期、学童期に矯正を終了して、定期ケアー(チェックアップ、クリーニング、フロス指導、フッ素塗布)を受ける習慣を持てば100%コントロール出来るのです。  『電気的根管長測定器
細菌因子として、病原性の強い菌に出会わない様にする、口の中で増やさない様に、使用後まじめにお手入れすることです。病原性というのは、糖分から歯を溶かす乳酸を作る酸産生能、歯にくっついて取れないネバネバのプラークを作る歯垢形成能、歯肉に血流不良の腫れを起こす免疫毒性を言います。口の中の常在菌であるそれらの菌群は、親から子へ垂直感染し、ケアーが不充分であれば幼児期、学童期にムシ歯や歯周病の種をまくことになるのです。
また、思春期に、口汚な族の恋人や、友人ができ、安易なディープキスやオーラルセックスで水平感染します。事前、事後には正しいお手入れが歯の命を救うのです。感染し易さはエイズより怖いのです。感染したらミズ虫より治らないのです。