K.M.ベイトン 作
掛川恭子 訳
岩波少年文庫
孤児のクリスチナは親戚のフランバーズ屋敷に引き取られる。一家は馬に乗り、猟犬で狩猟をすることをに情熱を燃やしていた。次第にクリスチナも狩猟の魅力にとりつかれていく。しかし、ラッセル家の次男ウィリアムだけは狩猟生活になじめず、飛行機に乗ることを夢見ていた。
20世紀はじめのイギリスを舞台に、馬から飛行機、自動車へと激動する時代を描いた4部作全5巻の大作。
今回はそのうちの2巻をかりて読んだ。
貸してくださったとき、「続きがきになるわよー。」と言われたがその通りだった。
はじめこそ、あまり身近でない狩猟というものになかなかなじまず
進まずにいたが、やはり、中盤から物語に引き込まれた。
狩猟(馬)と飛行機の対比やフランバーズ屋敷とダーモット邸(ウィリアムが飛行術を教わっていたお宅)の違いなど、
古き良きものと、新しく魅力的なものの間で揺れる主人公の心がおもしろい。
いままでの価値観がガラッと変わるような衝撃。いいよねー。
私としては、使用人ディックが気になる所だが、
あと、3冊もつづきがあるとな。
最近なかなか本を読む時間がうまく取れず、こまりんごです。


