久しぶりに八ヶ岳へ

 

 

桜平からの硫黄岳。鳥ちゃんとの山行も久しぶりだ。

いつもの駅に迎えに来てもらい、鳥ちゃんの運転で諏訪南ICへ。

お天気はまあまあ。雨は降らないだろうけど、南アルプスはうっすら。

八ヶ岳には雲がかかっている。気温が上がっているからか、クリアではない。

途中、八ヶ岳PAでパンを買った。ここのベーカリーの手作りパンはとっても美味しい。

久しぶりの鳥ちゃんとの山行、久しぶりの八ヶ岳で興奮気味、おしゃべりも止まらない。

これだけうるさかったら、山に行ってもクマ鈴以上の効果があるだろう(笑)。

 

 

  桜平〜硫黄岳

 

桜平駐車場(中)に着いたのが9:30頃。平日だけどほぼ満車。

何とか置けそうな空きスペースに駐車して、トイレに行き、身支度を済ませる。

恐れていたアブはもうほとんどいなさそうだ。(少しだけ車に寄ってはきたけど)

もうすでに気温は高く、半袖シャツでちょうどいい。しっかり日焼け止めを塗って出発。

 

10:12 桜平駐車場出発

 

10:22 ゲート

 

苔の森を歩く。

 

キベリタテハが私のザックに止まった

 

美しいキベリタテハだが、花の蜜を吸うことはなく、

樹液や腐った果実、獣糞の汁を吸うらしい…私のザックはどれに近かったんだろう(汗)

上高地在住の娘に見せたら「これいっつも猿のうんちに止まってるやつだ」「…💧」

 

アカショウマ?が多い。

 

リンネソウ

 

キバナノヤマオダマキ

 

 

初めて苔の森を歩いた時の感動を思い出す

 

ゴゼンタチバナ

 

イチヤクソウ

 

夏沢鉱泉で登山届を出しておにぎり休憩。

オーレン小屋へ行くまでの道は、大きな崩壊地があって以前と道が変わっている印象。

オーレン小屋に着いたのがちょどお昼時ですごい人だったので通り過ぎ…

 

12:36 夏沢峠に到着

 

硫黄岳が見えてきてテンションが上がる!

 

爆裂火口

 

ここで再びおにぎり休憩。

厳冬期にラッセルしながら硫黄岳を目指したこととか思い出して爆笑しながら…

 

あの時は、私が一人で吹雪の中、本沢温泉の野天風呂に入りに行って決死の入浴を試みた。

山行自体は爆風のため、森林限界で敗退だったが、忘れられない楽しい思い出だ。

その当時がどれだけ元気で無謀だったか、今がどれだけ老いて慎重になったかを思うと

時の流れ(重み)を感じてちょっと悲しくなるけど、諸行無常、受け入れて今を楽しもう。

 

おにぎりを食べてすぐ出発。森林限界に出る前の道は、イワカガミが終わって葉っぱだけ。

足元の穴からネズミが飛び出してきた。

穴から顔を出していたネズミを撮ろうとしてシャッターを押したら、こんな画像が(笑)

まさに、目にも留まらぬ速さ…

 

しばらく登っていくと、さっきまでいた夏沢峠があんなに小さく。

青い屋根はヒュッテ夏沢。

 

森林限界に達し、ここから高山植物の宝庫かと思ったけど、

この時期、夏の花はほぼ終わりかけ。一番多く咲いていたのはオンタデ。

 

ウメバチソウ

 

ミヤマダイモンジソウ

 

ミヤマダイコンソウ

 

天狗岳が見えてきた。

 

峰の松目

 

硫黄岳の爆裂火口。いつ見ても迫力がある。

 

 

天狗岳の向こうに蓼科山が見えてきた。

天狗岳付近をヘリがホバリングしていた。

(登山道で滑落事故があったらしい。連日、高齢者の遭難事故が相次いでいる。自分も心して登らなくてはと思う。ベテランの登山者でも、自分の体の衰えにはなかなか気づけないのだろう)

 

濃霧や強風、積雪などの時に登山者を導くケルンと爆裂火口は硫黄岳の象徴だ。

 

ケルン沿いにこちらに登ってくる人たちがたくさん見える。

 

何年経っても変わらない景色。雄大な景色を前にすると、人間の小ささを感じる。

そんなふうに時々、自分のちっぽけさを感じることで、不思議と癒される気がする。

 

硫黄岳山頂まであと少し

 

コバノコゴメグサが咲いている。実のようなものはツガザクラだろう。

他にも、コメバツガザクラやイワヒゲなどの葉はあるが、花はもう終わっているらしい。

 

イワツメクサ

 

14:14 硫黄岳山頂(2,760m)に到着

桜平から4時間かかった。休憩を抜くと、3時間半くらいだろうか。

このくらいののんびりペースなら息も上がらず、ちょうどいいかも。