9月に入りました
暑さが収まる【処暑】も最後の候
この時期でも
都会では残暑というより猛暑の延長線(戦)のような日もあるようですが…
※処暑・末候 9/03~9/07 禾乃登 (こくものすなわちみのる)
稲穂の先が黄色く穂先が垂れてくる頃
色づきはじめる稲穂は刈り入れ間近の大事な時を迎えます
こぼれるように実った稲穂は日に日に熟していきます
禾(いね・のぎ)
稲や麦などの穂先の針のような毛/穀雨の総称
登(みのる)
実る/成熟する
つまり、様々な穀物が実ってくる時期
“ノ“と”木“の「禾」は稲穂が実った様子を表した象形文字
一本の穂に100〜200粒のお米がついてるんですって
それは重い訳ですね…
蝉からバトンタッチされたのは秋を象徴する『蜻蛉(トンボ)』
古くは「秋津(あきつ)」と呼ばれたり
輝けるものという意味の「カゲロウ」とも呼ばれていたそうです
蜻蛉の翅が光り輝いている様を表しているのでしょうね
トンボがらみで…
色ガラスを象眼したガラス製の丸い玉
『とんぼ玉』
柄が入った小さなガラス玉
模様のついたガラス玉をトンボの複眼に見立てて
とんぼ玉と呼ばれたそうです
江戸時代には青地に白の花模様のことでしたが
現在では模様に関係なくとんぼ玉と呼ばれています
ネックレスや根付けやかんざしなどの宝飾品は
作家さんの個性が光る素敵な一品物へと変身していきます
私のお気に入り…大阪のとある工房の『とんぼ玉』
第2位
第1位