はたして リウマチか?
リウマチか 脊椎関節炎か
長らくの主治医は
極めて明快だ。
「治療方法に大きな差はなく 治らない点も変わらない。ならば確定診断の検査で時間をロスするよりも(リウマチは抗体含め一応確定済)リウマチは定かに出たのだからリウマチ治療をすれば良い。
脊椎関節炎は 生物学的製剤が奏功するというが 痛みも数値も劇的に改善した例を僕は知らないよ。」
「たあちゃんは 脊椎に病状が集まり、かつリウマチとは血液検査の動向も違う。
でもそれは強皮症のせいである可能性が強く
今日の補体価などとんでもない数値だよ」
今は
情報過多でね…
「これと鑑別診断してほしい」ってよく言われる。
でもどちらも関節が冒され 生物学的製剤・ステロイド・免疫抑制剤のいずれかを用いるところまでは一緒。だから脊椎は脊椎外科に診てもらってるんだ。
鑑別にこだわり過ぎて
治療のタイミングをのがすのは
頑張って病気の勉強してるひとにおおい。
……でも 医学って基礎があるのとないのでは
大きな違いがある。
人体の総てを勉強してるのと
インターネットでは情報発信者が誰かにより真偽が定かではない。
問があるなら医師に訊いて?
なんでも答えるよ。
でも 細かな鑑別診断を
しなかったのは
①時間的猶予がない
(リウマチは発症して2〜3年が勝負 )
②強皮症も 破壊性関節炎が多発性だった
③脊椎の複数変化らは確認済。
全てのデータから考えると 混在型の関節炎だろう。一時のすさまじいデータからは立ち直り
炎症反応 血小板数は
どうしても良い数値改善がないから
あちこちにくすぶってるところがあるよ
というのが 主治医の意見。
他科・他大学でも同じ結論
だから たあのカルテは
「多発性膠原病」
「多発性関節炎(リウマチ椎関節炎が混在型)」
「難治性疼痛」と なっている。
こうした診断のありかたに疑問や不快を感じられる方もいると思う。
でも たあは
今尚 生き延びていることを思えば
こだわらなくて本当に良かったと想う。
患者自身が、鑑別すると
ものすごく悲観的か、
ものすごく楽観的な見解になっていると医師も苦笑いをされていた。
医学と医療を学びに学んで
医療に生きているのだから
信じても悪くはないとわたしは
思ってます。