韓国ミュージカルサリエル上映会 | ちかりんエアー搭乗のご案内

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かなり前(今年の3月末)なのですが韓国ミュージカル「サリエル」の上映会に行ってきました。


「サリエル」の上映会の前にチョ・ヒョンギュンさん(「サリエル」では要の役となるジェラスを演じる)初来日単独コンサートがあったのでそれも楽しみに会社の人たちと待ち合わせてシネマート新宿へ。


司会は安定の古家正享さん。




コンサートの合間のトークでは、「僕がこのサリエルという劇に出演できて今日この場に光栄にも立たせていただいているけれど、この背後には200名程、舞台に立ちたくても立てなかった、選抜されたなかった俳優がいる。一見、華やかにみえて俳優とはとても厳しい職業なんです。でも僕はずっと続けていきたい。」と語っていたのが印象深かった。


チョ・ヒョンギュンさんは、19歳の時に観た「オペラ座の怪人」を見て俳優を志したそう。



一方、ミュージカルの「サリエル」はそれは怖い人間ドラマでした。


1791年のオーストリア。天才音楽家モーツァルトの登場で深い苦悩の淵に陥る偉大な宮廷音楽家アントニオ・サリエルのドラマティックな生涯をテーマにした作品。


-----ここからネタばれです。


サリエルとモーツァルトのやりとりの中に、突如現れるサリエルの味方(?)ジェラス。
ヨーゼフ王の即位式で音楽の総責任者を務めることが決まっていたサリエルの前に現れたモーツァルト。


サリエルはモーツァルトの音楽を初めて聞いた時に「やばい、こいつ、やばい。俺の地位を揺るがすやばい奴でてきたー!」と青ざめる。


ヨーゼフ王の即位式を2人が音楽で競ってどちらか優れたほうが音楽責任者を務めることはどうだろうか?とモーツァルトに提案され、サリエルはとても乗り気がしなかったけど、こんな青二才(モーツァルト)に負けるはずがないですよね~とモーツァルトにあおられてしぶしぶ承諾。



その日からサリエルは、寝れない、酒びたりの日が続く。
モーツァルトが作っている楽曲が気になって自分の作曲に集中できず。
あげくのはてにモーツァルトの家に侵入して譜面を盗む行為まで働く。



そのサリエルを支え続ける謎の男ジェラス(今回来日されたチョ・ヒョンギュンさん演じる



サリエルは、精神的におかしくなっていきジェラスの指示通りモーツァルトを殺めてしまう。



モーツァルトを殺した後のサリエルとジェラスのやりとりが
「これで一生苦しまなくて済むね。あなたが一番でい続けられる。」とジェラスが言ったあとに
サリエルが「モーツァルトを殺しても何も変わらない。だってジェラス、お前が俺の中にいる限り、お前を克服しない限り俺は一生解放されない不安の中に住むことになる。」



人が人を嫉妬する心について巧みに描いた作品で、劇中のジェラスは相当怖かったです。
のほほんとした素のチョ・ヒョンギュンさんとは、180度違う。素晴らしい演技力。



今度は、上映ではなく上演する舞台を見てみたい。