実験見学会 | ちから箱 ブログ

ちから箱 ブログ

株式会社ちから箱スタッフによる、不定期ブログです

2月末頃、広島工業大学で実験見学会を山西先生に開催して頂きました。

開催のきっかけは昨年の秋ごろに私の母校である広島工業大学にて、山西先生とお話させて頂いた事でした。

 

山西先生は、私が学生時代にお世話になった研究室の高松先生という方の教え子で、私にとっては兄弟子且つ、学生時代に構造の事(力学や実験や解析や論文の書き方etc)を教えてくださった先生です。

弊社には実験を見たことが無い若手もいるので、ダメ元で山西先生に「鉄骨の基礎的な実験を見せてください!」とお願いしたら快く引き受けてくださいました。

(私の認識では、広島工業大学は実験設備がかなり整っており、学生実験の回数も充実していますが、実験設備が限られている大学もあるため、実験を実際に見たことが無い人も多いです。)

 

せっかく実験をして頂くのに、ちから箱だけだと勿体無い。という話になったので、他の広島県下の設計事務所からも若手技術者が参加し、計10人で実験を見学させて頂きました。

 

中には私と同じく広島工業大学出身の若手もいましたが、「学生時代に見る実験と、構造設計実務を経験した後に見る実験では感じ方が全然違う。勉強になった。」と仰っていて、とても良かったです。

 

私が開催に向けて準備出来る事は限られていますが、今後ももし開催出来るようであれば、広島県若手構造技術者の勉強+交流が出来て良いなあと思います。

 

最後になりましたが、参加して頂いた企業の皆様、構造技術者の経験値の為と快く引き受けてくださった山西先生、実験準備をしてくれた学生の皆様、誠にありがとうございました。

 

写真 鉄骨梁の横座屈実験の様子

(梁中央の下フランジが横にはらみ出してます)

石津