今日は旦那のお義父さんの命日です。


今年で三回忌。


亡くなった時はコロナの真っ只中だったのでお義母さんも旦那もお義姉さんも看取ることが出来ませんでした。お義母さんは気丈な人なので「これも運命、しょうがない」と言っていました。


私が次男を妊娠中に肝臓に腫瘍が見つかり、出産とお義父さんの手術時期が被ってしまう事に申し訳なさそうにしていたのを思い出します。


その当時は本当に小さな腫瘍で早期発見で良かったねと言っていて、術後リハビリをして回復に向けて頑張っていたのですが、心臓の具合も悪くなりペースメーカーを入れる手術をすると急激に弱っていき、その後認知症も発症すると、あっという間に寝たきりの生活になっていってしまいました。


お義母さんは周囲の協力も得て自宅で寝たきりのお義父さんを献身的に介護し、6年の介護生活に終止符を打ちました。



お義父さんとお義母さんはお見合結婚でしたが、お義母さんの美しさに一目惚れし、その当時仕事の資格の取得に頑張っていたお義父さんは、受からなければ結婚はさせられんと母方の親戚に言われて必死に試験に挑んだのですが、残念ながら落ちて結婚が先送りになるというエピソードをお義父さんが亡くなった後にお義母さんから聞いて微笑ましく思いました。



お義母さんはお義父さんもそうですが、自分の母親と父親、同居していたお姑さんも看病し、看取っていて本当に凄い人です。


今は近くにいる義理の妹さんとちょくちょく行き来して、お互い連れを亡くしたもの同士余生を謳歌しているらしいです。


LINEでよく日常の様子を報告してくれます。



お義父さんもあの世で安心して見守ってくれていると思います。