今日は夏至。

1年で最も太陽の出ている時間が長い1日です。

昔から私は夏至をすごく意識して生活していました。


なぜかと言うと、小学生時代は習い事で習字教室に通っていたのですが、その途中に地元で有名なお化け屋敷と呼ばれる廃墟の家があり、その前を通らなくては帰宅できず、そこがすごく怖くて夏の明るい時期ならまだ良いのですが、冬のくらい時期は日も落ちて辺りは暗く、街灯の薄暗い明かりしかない道がとにかく怖くて毎週ビクビクしながら帰宅していたからです。


そこは通学路でもありましたが、学校帰りは友達もいて明るい時間なので大丈夫でしたが、習い事の時には1人で帰宅しなければならず、私の地元は田舎なのもあり、そのお化け屋敷の周りは他に民家も数件しかなく、草木に覆われた立地に建ち、ガラスも割れ、いたずら書きも酷く怖さも倍増でした。


当時はタクシーもそこの道を通るのは嫌だと敬遠される程で、友達はそこの前を通ったら傘がいきなり折れたとか、とにかくいわくつきな場所だったので本当に1人で帰宅するのが辛かったんです。


なので私にとって明るい時間というのは何よりも重要事項でした。この夏至の時期は安心して通うことが出来ました。逆に真冬は泣きそうになるほど怖かったんですが(笑)



今ではその廃墟は壊され更地になりましたが、夏至が来るといつも思い出す出来事のひとつです。