まず、このブログの考察には、イルーナ内の考察グループで色んな人と一緒に考察した内容が含まれます。
そして特に、グル主であるヴァレンタインさんの考察の要素がガッツリ含まれています。なのでスペシャルサンクス→ヴァレンタインさんです!
ありがとーーー!\\\\ꐕ ꐕ ꐕ////
☆*.。・:+(゚∀゚*感謝・感激・雨嵐;;;゚д゚)i||i

次に、私は神学をミリほども齧っていません。
全てはググってWikipediaに辿り着く→当てはめて考察からのコピペ引用です。そこんとこヨロ(`・ω・´)スク!

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目次
・ヨシュカの復活とイースター
・キリスト教と北欧神話におけるコーダル
・冒険者の正体と聖杯、レリックグラス
ラグナロク


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ヨシュカの復活とイースター

 まずはこの画像を見てください。





 イースターイベントをやったことのある方はピンと来ると思います。卵を集めて、岩を退ける。イースターイベントにそっくりですね。

 イースターとはキリストの復活祭。

 つまり上記の画像の下りは、キリスト教におけるリストの復活をなぞっているのです。

 キリスト教において、キリストの復活は以下のようでした。(以下Wikipediaよりぶっこぬき)



 マグダラのマリアともう一人のマリアは、安息日が終わって、週の初めの日の明け方にイエスの納められている墓に向かった。
 その時、大地震が起こり、墓の入り口を塞いでいた大きな石が転がり、墓の入り口が開いた。
 『マタイによる福音書』によればそれは天使の仕業であり、墓の中にはイエスの遺体はなく、天使にイエスの復活を告げ知らされた婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。

 (マグダラのマリアは)ローマへ行き、皇帝ティベリウスに会って紅い鶏卵を献上しハリストス(キリスト)の復活を伝え、主の十字架の死を物語り、ピラトによるイイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の死刑は不法であったと皇帝に訴えた。
 ユダヤ人には、貧しい者が祝賀・敬意の気持ちを示す際に鶏卵を贈る習慣があり、この習慣に則ってマグダラのマリアが皇帝に紅卵を献上してから、復活の記憶(復活大祭に鶏卵を贈る習慣が始まった。
(復活大祭=イースター)


 このように、岩と卵はキリストの復活において重要な要素となっています。
では、イルーナにおいて「大きな石が転がり」、「卵を献上した」後に復活した人物は誰でしょう?




 ヨシュカですね。

 しかし、実際にはヨシュカは「復活」したということはなく、「誕生」したと言えます。
 ヨシュカの「誕生」を「復活」と言わしめるには、ヨシュカに限りなく近い、ヨシュカの前身とも言える存在が必要です。


 まあ一人しか居ませんよね。

 つまり、イルーナにおいて


 復活前のキリスト=スピーシア

 復活後のキリスト=ヨシュカ


 であるということです。

 アランも兎だしイースターっぽいよね。


 では、以上の話に出てくるマグダラのマリアとは誰にあたるのでしょう?



キリスト教と北欧神話におけるコーダル

(事前に言っておきます。ここだけやたら尺長いです。でも必要なので語ります)

 少なくとも、ヨシュカの復活(キリストの復活)を見届けているのですから、候補は冒険者、コーダル、ネリアの3人でしょう。

 マグダラのマリアは、キリストに従った女性とされています。加えて、Wikipediaには以下のような記述があります。(またぶっこぬき)

 『トマスによる福音書』では、ペトロが「この女性(マグダラのマリア)は私達の下から去ったほうがいい」と、マグダラのマリアを排斥すべきと、イエスに進言したのに対し、イエスは「私は彼女を天国に導くだろう」と応える。
 そして「私が彼女を男性にするために、彼女もまた、あなたがた男性たちに似る生ける霊になるために」と、謎めいた理由を言う。

 後半はよく分かりませんが、太字部分に関してはよく似たセリフがありましたよね。



 まあ、コーダルなのでしょう。

 加えて、

 その美貌と富ゆえに快楽に溺れ、後にイエスに出会い悔悛したという。そのため、娼婦をも意味する「罪深い女」との異名を与えられたり…

 という記述も(Wikipediaに)あります。まあやたらモテるというのもそうですが、この「娼婦」や「罪深い女」というワードは次の説に繋がります。

 そうです。見出しにもありますが、コーダルの元ネタとされる人物は北欧神話にもう一人居ます。



 ヒントはこの首飾りです。



 この首飾りは、恐らくブリーシンガメンを元にしています。


 ブリーシンガメンとは、北欧神話において女神フレイヤが持っていたとされる首飾りです。

 フレイヤは、アース族の王であり北欧神話の主神オージン(オーディン)の側室であったとされています。

 以下Wikipedia。


 王宮近くの岩の奥にはアールヴリッグ(アルフリッグとも)、ドヴァリン、ベルリング(ベーリングとも)、グレールという4人のドワーフが住んでいた

彼らは素晴らしい技術を持ち何でも作ることができた。ある日フレイヤがこの岩屋の前を通りかかると、入口が開いており、ドワーフ達が黄金の首飾りを鋳造して仕上げをしているのが見えた。

 フレイヤは首飾りが気に入って買い取りをもちかけたが、ドワーフ達は金銭よりもフレイヤのからだを希望したため、フレイヤは彼らのそれぞれと一夜を共にするしかなかった。その代償としてドワーフたちが、彼女に首飾りを与えたのである。

 この一連の出来事を知ったロキがオージンへ告げ口をしたところオージンは激怒しロキを後宮に侵入させて首飾りを盗んでこさせた。


 フレイヤが寝ている隙にロキは蝿に変身して館に侵入し首飾りを盗むが、それを見ていたヘイムダルが首飾りを取り戻そうと雲や熊に変身してロキと闘う。最後にヘイムダルは自分をアザラシの姿に変え、ヴァーガ岩礁とシンガ岩において、アザラシの姿のロキと一戦を交え、長い戦いの後にロキを打ち負かし、ブリーシンガメンをフレイヤに取り戻してやることができた



 まあ、


 フレイヤ=コーダル

 ロキ=グラパゴス

 4人のドワーフ=ル・タートンの長達

 ヘイムダル=冒険者


 と考えるのが自然でしょう。

 加えて、ここで「娼婦」や「罪深い女」、加えて「一夜を共にする」というワードが効いてきます。

 マグダラのマリアとフレイヤ、単純にやたらふしだらという点が共通しているのもそうですが、更に深く掘り下げることができます。


 マグダラのマリアは何故「罪深い女」とされたのか?それは、


 泣きながら、うしろからイエスの足もとに近寄り、イエスの足をたくさんの涙で濡らし、自分の髪の毛でぬぐい、イエスの足にせっぷんをして香油をぬった


 とされているからです。(Wikipedia)

 つまり、 彼女のしたふしだらな行為(せっぷん)は、宗教的に罪深い行為だったのです。

 とすると、フレイヤのした「一夜を共にする」行為もまた、イルーナにおいて宗教的に罪深い行為であったに違いありません。

 そのような行為については、まさしくEP6で過去のコーダルが言及しています。






 そうです。「一度崇拝すると決めた神以外に心移りする」行為こそがイルーナにおいて、少なくともスピーシアを信仰するにあたって罪深い行為なのです。


 4人の長達は、それぞれ(シオンとアニス以外は)オブリガウスやヴァサリア、アルマスを信仰しています。

 いくらスピーシアの命令とはいえ、ル・タートンにおいて他の神の信者達と共に支え合って生きていくのは、彼にとって罪深い行為にあたったのでしょう。


 付け足しですが、マグダラのマリアが泣きながらイエスに罪深い行為をしたというのも、EP4全体を通してコーダルがした行為を連想させます。


 以上のことから、宗教的に罪深い行為をしたコーダルの元ネタが、ふしだらな行為をしたマグダラのマリアやフレイヤであると推測できます。


冒険者の正体と聖杯、レリックグラス


 やたらと長々と語りましたが、これでキリスト教→北欧神話の橋渡しをすることができました。ここからは北欧神話の話です。


 先程も話した通り、イルーナにおけるヘイムダル=冒険者だと推測できます。

ではヘイムダルとはどのような存在なのでしょう?(以下Wikipedia)


 ヘイムダルヘイムダッルとも。Heimdall もしくは、 Heimdallr)は北欧神話光の。「白いアース」とも呼ばれる。


 角笛ギャラルホルンの持ち主で、この角笛が鳴らされた時がラグナロクの訪れを意味する。すなわち、巨人の軍勢がビフレストを渡ってアースガルズへ攻め上って来るのを見つけると、彼はギャラルホルンを鳴らして神々にそのことを知らせるのである。


 また、ギャラルホルンについて、


 『スノッリのエッダ』第一部「ギュルヴィたぶらかし」の中でギャラルホルンという名前は、ミーミルが「ミーミルの泉」から知識と知恵を高める水を汲んで飲むときに用いる、角でできた杯の名前としても用いられている。


 とあります。泉にまつわる杯といえば……





 聖杯の神殿の聖杯でしょう。そして順当に考えて、


 ミーミル=メルク

 知識と知恵=予言


 であるのでしょう。

 ちなみにミーミルは、神話上で首を切断されています。滅茶苦茶嫌な繋がりですが完璧にメルクですね。


 そして冒険者にまつわる杯といえば、あと二つあります。


 一つ目は、



 この聖杯です。

 最早語るまでもありませんね。聖杯とありますし、場所といい、神殿の聖杯と同一アイテムでしょう。




 知識と知恵を与える聖杯をソフィスと縁深い場所から手に入れ、それをソフィスに会ったら使うように言われます。

「余談」
 冒険者はこれを石像の前で使いますが、後述するレリックグラスと同一アイテムであるのなら、実は「本物のソフィスに会って使え」というのが本当の意味で、今後EP6でレリックグラスをそのように使う機会があるのかもしれません。