誰かのために生きていた頃
周りがうまくいくことをサポートするのが、自分の役目だと思っていた頃のこと。私が表に立って何かをするよりも、支えたり手伝ったりするほうが、全体がうまく回ると考えていて。職場や友人だけでなく、家族や両親のために行動する日々を送っていました。そうしていれば、みんなが平和でいられる気がしていたから。手伝うことが、自分の存在価値につながっていたのかもしれません。自分の意見や意思は出さないほうが、物事がうまく進む──そう考えていた時期もありました。そんなふうに考える時間が長くなると、自分のことはいつも後回し。気がつけば、体調を崩しやすくなり、心もどんどん苦しくなっていきました。「自分のことも大切にしよう」と決めてからは、体も心も、少しずつ楽になっていきました。ただ一つ、まだ慣れないことがあります。それは、「自分が主役として生きること」。自分の意志で選び、過ごしていくということです。これは、「やりたいことをやる」という感覚にも似ていると思います。誰にも何も言われていないのに、なんとなく気にして動けなくなったり、あきらめたりしてしまう。きっと無意識のうちに、自分でそう決めてしまっているんですよね。自分の中にある「周りと合わせなきゃ」が当たり前になっていて、気持ちはあっちこっちに揺れて、気づけば、自分ではなく「他人」が自分の中心になってしまっている。そうなると、やっぱり毎日がしんどくなる。まさに、悪循環。他人を気にしたところで、結局は「なるようにしかならない」と思うんです。だったら、自分の気持ちに耳を傾けて、そこから選んでいくほうが、ずっと楽に生きていける。自分の気持ちは、人生というドラマの主人公だと思います。与えられた環境にも感謝しながら、そんなふうに過ごせたらいいよね。ここまで読んでくださり、ありがとうございました!