「花追いびと」～妖精が宿る花チューリップ～

４月吉日。

胎内チューリップフェスティバルへ行ってきた。

私はこのチューリップ畑が好きだ。

家から近いし、現地までの海沿いの道は、いつものお気に入りドライブコースだから。

目的地までの景色もドライブの楽しみで、満足度が違う。

ちょうど今が見頃。

ここのチューリップ畑では、様々な品種が楽しめるのも魅力のひとつ。

私はここで、こんなにもチューリップにいろいろな形があることを知って驚いた。

バラのようなもの

ヒガンバナのようなもの

ユリのようなもの

ハイビスカスのようなもの

ボタンのようなもの

好奇心を刺激されながら、ひとつひとつ見てまわる。

同時に、人の手によって改良されたこのコたちをみて、「ほんとうのチューリップなんだろうか…」と少し複雑な気持ちになる。

私は、王道の、まるっこくてかわいらしい、真っ赤なチューリップが好きだ。

チューリップの中には、おやゆび姫のようなかわいい妖精がいてもおかしくないと錯覚に、おちいる。

チューリップの前で「バンザーイ！」と言って両手を挙げて写真を撮る年輩の紳士にほっこりする。

仲睦まじく手をつなぐカップルに温かくなる。

花を楽しむと同時に、その場に集まる「陽の気」のパワーも楽しんだ。

cafe bosatsu『chika*s diary』