いつもお世話になっている、とある地方にある会社。
社長さんや社員の方々の発想や発言があまりにも面白く、本当に楽しく関わらせていただいている。
★そこに目を付けるんですか!?
★20年前からそんなこと考えていたんですか!?
★昔のこの話が、この品物に繋がっているんですか!?
★1ヶ月前に始めたばかりなのに、もう止めちゃうんですか!?
★こんな時間まで、注文受けてくださるんですか!?
・・・などなど。
社長さんは「欲」というものが無く、美味しいものが食べられて楽しいことができていれば
それでよし、必要とあらば自社商品を無料ですぐに配ってしまう・・といった具合。
社員の方は365日働いておられるようにもみえる(実際はお休みされていると思いますが)。
何かしら関わるたびに、驚く・あっけにとられる・息をのむ・大笑いする、
といった事が起こる。
なんて自由な会社なんだ・・・といつも思う。
この会社はちょっと変わったものを作っているのだけれど、そうか・・こういった自由な発想の方々から
こういうすごい商品が生まれてくるんだな、と妙に納得。
今までの「私の常識」がことごとく崩れ去り、
むしろ今まで「常識外」だったことに足を突っ込んでいる自分。
この会社の方々の「普通の毎日」は、私にとって、今まで無い世界。
よく、「自分の常識は相手の非常識」というけれど、そうか!こういうことか!と、身を持って学習。
今まで型にはまった人生歩んできちゃったな
もっと言いたいこと言って
やりたい放題やってればよかった!!
と日々思っていた。
だけど、こうして関わらせていただきながら毎日を過ごしていると、いつのまにか、自分にとって「非常識」「非日常」だったことが、段々と「常識」「日常」になっていくのがわかる。
何かしらの驚きがあるたびに、”それは本当だろうか??”と一応調べたり検証したりはする。
そうこうしつつも、こうして「常識」と「非常識」の間を行ったり来たりしながら
自分のなかの「常識」がどんどん広く、深くなっていくことがとても楽しい。
「今、人が科学で証明できることはすべての出来事の2,3割」
と聞いたことがある。
だとしたら、自分の常識なんてものすごく小さいんだな、と思った。
世の中沢山面白いことがまだまだあるのに、その小さな自分の常識だけを
大切に持っていても仕方ないんだな、とも。
さて。
「薬を勧めない薬剤師」は、あなたにとってどっち?