ご縁というものはとても不思議なもので。。
こんなチャランポランな私と、きちんと向かい合ってお話を
してくださるすごい方が何人もおられる。
先日、
伝説の営業マン
「小林一光さん」にお会いした。
話に夢中でお写真撮れず、こちらはフェイスブックのプロフィール写真を拝借。
(ご本人許可済)
今のほうが、もう少しシャープでスラッとされてる印象。
なんと30年続いているジム通い。
そして「今日も筋肉痛です」と
さて・・
こうしてお話を伺う機会に恵まれたものの
自分、全然違う業種で
営業ってよくわからないんです・・・
と内心思っており、
しかも
”伝説の”
”究極の”
とか極端な言葉がついてしまうと、ワクワクする一方で
「ほんとかな」とひそかに思ってしまう嫌な自分。
でも、そんな私の下心(笑)はすぐに吹き飛ばされてしまった。
お話ししていて感じたのが、
一つ一つ言葉を大切にされていたこと。
そして柔らかな空気をまとっておられるというか、
すご~くふんわりされていたこと。
「営業」というと、私のイメージは
・ガツガツしている
・カミソリのようなシャープな切れ味
・寝技的なたたみかけ
・俺様
だったけれど、
そんなの
一切ない。
全くない。
本当の営業マンとはこういう空気を持っているのだろうか。。
ところでこの一光さん、何が伝説なのだろう?
1)大学時代はラグビーをされており、日本一を経験
2)JTBからプルデンシャル生命に入社し、売り上げ成績日本一
3)個人だけでなくチームも業績日本一
4)入社5年目で支社長に就任
5)プルデンシャルの社長を蹴って「他にやることありそう」と思い独立
( ゚Д゚)!!
!!!
「日本一」という言葉ばかりではないか。。
そして、項目(5)は何と言ったらよいか・・
そんな地位、トップって、その職場で働いていたら皆が
なりたいものなのでは?!
でも、
「他にやることありそう」というのは
マインドフルネスの講座で教わった
「Doing じゃなくて Being」という言葉を思い出した。
ちなみにこの時、自分の武器を全て封印して独立したのだという。
・元の会社の人間は引っ張らない
・競合することはしない
すごいなあ・・・
でも、話を伺いながら密かに思った。
無謀・・・
と。
しかし、紆余曲折をへて今はご自身の経験をもとに
”時流を読み、心を磨く”教育をされているそう。
でも、営業というもののイメージがなんとなく変わってきた。
営業というのは
単にモノや商品を売るということではない。
必要な人に、必要なものを届けることなのだ
と。
でも、その時にとても大事なことがある。
■とにかく自分の出来ることに集中する
営業としては、そのモノを必要とする人たちを探すことが必要
自分の出来ることに集中して、とにかくたくさんの人に会う。
他人と比較をしない。人のことはほっとけ。
自分が一生懸命やればいいだけ。
■「自分さえよければいい」はNG!
人はなんだかんだ言っても欲望の塊。
でも、その欲望の使い方を間違ってはいけない。
■世の中に失敗はない、そして正解もない
失敗したことを振り返り、反省して、それをもとにまた行動・・・
そうやって目の前の事に集中すればステージが上がっていく
正解がないなら、トライしてみたほうがいいじゃん!
同じく、「私は失敗をしたことがない!!」というエジソンを思い出した。
あれ?
でも、これって「営業だから」というわけではなく、
誰しもが必要なものだなぁ・・と漠然と思う。
仕事は何であれ、このベースがあれば
とても充実した人生が遅れそうな気がする。
そういえば一光さん、大学を卒業してから初めに入社したのはJTBだったそうで。
でも、
「JTBが何の会社だか知らなかった」
と。
( ゚Д゚)!!
旅行が好きとかそういうのではなく・・?
では、なぜJTBを・・・?
「大学時代にラグビーで日本一になって、その嬉しさや感覚が忘れられなかった。
それまでの人生が後ろ向きだったから、それが転機になって。
よっしゃ!
日本一になろう!
と思った」
「日本一になれれば手段はなんでもよかった」
そして、本当に日本一の営業マンになったのですね。
有言実行。
あ、
そういえばもう一つ大切なことを教えてくださった。
■使う言葉一つで人生は変わる
後ろ向きの状態は、どこかでそれが気持ちいいと思っている。
人生を変えるなら、まず言葉を変える
「言霊」って本当だ。
営業って
掘り下げるとものすごく深い。
伝説のトップ営業マンから教えて頂いたことは
とても、とてもシンプルだった。
でも、ここからいつの間にかズレてしまったりすることが
多いのではないか?
だからこそ、営業としての軸を忘れてはいけないんだ!と思う。
「必要な人に、必要なものを届ける」
押し売りや、安売りではなく。
薄っぺらいテクニックではなく。
主語が相手ではなく自分になった瞬間、何かが崩れるのだ。
ちなみに自分を振り返ったとき
普段、患者さんと接する時にも必要なことが山のようにある!!
いや、友達や職場の人、家族と接するときも・・・!
もしかしてこれが「営業はみんなに必要」ということなのかなあ?
一光さん、
沢山の事を教えていただき本当にありがとうございます