
春を待つ日々
あまやかな気持ちと
寂漠とした想いが
交錯する日々
ときに
先に旅立った
いくたりかの
友人を想い
新刊の
名文に触れる


「 生きることの先に
死があるんじゃなくて
死はいつも影みたいに
そばにいる
もちろん
そんなこと
いつも意識して
生きてはいけないわ
病気になったり
心が弱くなったり
した時に
それは突然
顔をだすの 」
吉田秋生
『あの日の青空』より

「 好きとか嫌いとか
もうそういうのは
置いてきました
あいつはあたしを
背負って生きなきゃ
ならないんだから
しょうがない
あたしが重石に
なってやらないと
どっか消えてっちゃう 」
「 死ぬ時ァ
落語をしながら
コロッと逝きたい
ふとしたはずみに
逝っちまえりゃ
どんなに楽だろう
そうさね
寄席で死ねたら
こんなに本望はないよ 」
雲田はるこ
『昭和元禄・落語心中』
より
それにしても
芸の神様に
抱きとめられる
八雲師匠の
なんと切ないことよ(T_T)
…マイケルみたい…



「 わたしはまだ
こどもだけれど
ここ数日で
この世の楽しみは
だいたい味わった
気がする
いま
かつてないほど
幸福な感じがする
だからまた
ろくでもない人間関係に
巻き込まれる前に
……ここで溺死だ! 」
青山七恵
『鉢かづき』より

生と死は
いつも
わかちがたく
寄り添っている
いつもは
忘れているけれど
ときどき
死の影が
頬に触れると
想い出すの
光と影のダンス
♪ひーるざわーるど♪
「いきる」をたのしむ
あいらぶゆう
