BL妄想
松本潤20歳
櫻井翔21歳
俺たちは幼なじみで恋人で
翔くんが高校を卒業と同時に俺たちは
ふたりで
海の向こうに渡り
翔くんは弁護士その先は政治家に
なるために…
俺は子供の頃からの憧れのサッカー選手に
なるために…暮らしていた
翔くんは今大学生になり
かなり優秀で弁護士になるのも
翔くんならきっと叶えられる
俺はこっちに来てすぐに
プロテストを受け高校卒業と同時に
プロサッカー選手になれた
まだまだレギュラーを取れるには
練習が必要で
朝早かったり
夜遅かったり翔くんとは
すれ違う時も
あったけど…俺たちのルールのひとつに
どんなことがあっても
『朝イチのKissは必ずする』
だった
俺たちは今までケンカすることも
なかったけど…昨日は
毎日連絡するっていうのを忘れて
俺が帰った時は
翔くんはすでに寝ていて
背を向けて寝てる翔くんの隣に
滑り込んだのは
空が明るくなった頃だった
当然ベッドに横になっても眠れないし
別にやましいこともしてないんだから…
翔くんにひとこと
「「連絡しないで遅くなって…ごめん」」って
言えばいいんだ
それなのに…素直になれない俺
いつも翔くんに甘えてばかり
こんなに近くにいるのに…すごく
遠く感じる
たまらずベッドから抜け出そうと
すると…
腕を取られた
「しょお…ごめん」
「忘れてるよ」
「えっ」
「俺らのルール」
「しょ…うっ…はぁ……息できないよ
連絡しなくてごめん…心配した?したよね
でも俺何もないからね」
「ばーか!俺はお前がなんかあったとか
思ってねーよ
だけどー心配はするよな
連絡取れないっていうのは…」
「ほんとごめん…ん…あのね
しょおくん俺といて楽しい?
ちゃんとしょおくんの役に立ててる?
しょおくんの邪魔になってない」
「なに…それお前そんなこと考えてたの?」
「んっだってまだまだ俺
ちゃんとレギュラーになれてないし…
朝早かったり
遅かったりしょおくんの
勉強の邪魔にって…」
「そうだな
大いに邪魔になってる
勉強が手につかないほど…
じゅんがいると…じゅんに触れたくて
キスしたくて抱きしめたくて
じゅんのあちこち触りまくりたくて
じゅんの感じる顔みたくて
じゅんとひとつになりたくて
勉強の邪魔になってる
でも…楽しいよ
じゅんが側にいてくれるだけで…
俺はじゅんを一生かけて守りたいし…
どんなことがあっても
離さない…それとも迷惑?」
「迷惑なわけないじゃん
俺だってしょおくんの側から
離れるなんて絶対嫌だから
でもしょおくんの邪魔はしたくないの」
「ずいぶん謙虚だな…俺がどんなに
じゅんを好きで愛してるか
まだまだわかってないようだから…
こんなくだらないこと
もう言わないように…口を
塞いでやる」
「じゅん好きだよ
愛してるよ…じゅんからも言って欲しいな」
「しょお…好きだよ
愛してる」
しょおくんに触れられるとそこから
どんどん熱くなる
しょおくんの唇が俺の唇を塞ぐ
舌が重なって糸をひき
鼻も目も耳も
もうしょおくんに触れられてない
ところがないほど…
しょおに支配されていく
いつしかしょおくんの
頭が視界から見えなくなって
俺は仰け反った
おしまい
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