潤ーーーーー」
俺は潤と初めて来た東京タワーに来ていた
絶対にここにいるはずだ
潤も俺を思っているなら必ずここに来るはずだ
今日逢えなくても毎日来てやる
何度も潤を探しに来るから…
ふと振り返ると
俺は目の前にいる奴が涙で霞んでよく見えない
「翔くんなんでここにいるの」
「潤やっと見つけたよ…もう話さない
潤違うんだ
真実は別にあったんだ
潤のせいなんかじゃないんだよ」
「翔くんどういう事?ボクはママを…」
「だからそうじゃ無かったんだよ…潤
あの日潤がしたこと
君のママはちゃんと知っていたんだ
だから…潤の為にも
自分でももうどうしようもないこの感情を
亡き者に自ら海に飛び込んでしまったんだよ
潤キミは車に細工したって言ったけど…
ママが出かける前に治していたんだ
そして子供のキミに車を細工するなんて事は
出来なかったんだ
出かける時
親父に手紙を託していたんだ
潤がこの事で悩む事があったら
渡してくれって…」
愛する茂さんへ
潤が苦しむ事があったら
この手紙を潤に渡してください
私は茂さんと姉に裏切られたと
思ってずっと恨んで生きてきました
潤を産んで
潤が全てだった
そのうち自分の産んだ子なのに
潤を誰にも渡したくなかった
潤をずっと自分のものにしておきたかった
だから潤を傷つけようと思ったの
でも出来なかった
それを阻止するのは
自ら命を断つしかないと
決断しました
ああ愛する潤
どうかどうか幸せに
あなただけは愛する人と
一緒になって
それがママの願いです
「そして俺も知らなかった事実が判明したんだ
俺たちの母さんと潤のママは姉妹だった
元々は潤のママと親父が結婚直前だった
それを母さんが親父を君のママから奪った
智くんを宿してることを知って
姿を消したんだ
ある日仕事でハワイに行った時再会して
潤を宿した
潤を産んだことを知った母さんは長い間
ほんとに好きだった親父と潤のママを引き離してごめんなさいと言いながら…亡くなったと聞いたよ
もう誰も悪くないんだ
神様のイタズラだったんだよ
遠回りしたけど…
俺たちは本当の家族になったんだ
潤俺は潤を愛してる
ずっと俺と一緒にいてくれないか?
俺の側で…もう絶対に離さない
潤を愛してる♡」
「翔くんボクもボクも翔くんを愛してる
ずっとずーっとボクと一緒にいてください
もう離れない
翔くんボクを愛してください」
「帰ろう!みんなが待ってる
sweet homeへ」
「翔くん朝まで離さないでね」
「潤…覚悟しろよ♡」
おしまい(*´³`*) ㄘゅ💕
あとであとがき的なのアップさせていただきます
グダグダ感が否めない(´・ω・`)ショボーン