つづき…





一緒に歩いていると、彼は唐突に、私に対してこんな質問してきたのだ。

「お母さんって、嫉妬されたことある?」

私は「うーーーん」っと、長く間をとって、こう続けた。「たぶん…あるんじゃない。そうだね…お父さんと結婚した時とか…あったかもね。」

そう言いながら照れ隠しに笑ってみせた。

私の言葉に返すように彼はこう言った。
「ムハンマドの娘でファーティマって知ってる?」

「聞いたことあるようなないような…ポルトガルのファティマは知ってるけど…」

「ファティマじゃなくて、ファーティマ。ハムサの手ってあるじゃない…,加護してくれる手なんだけど…。あの手がファーティマの象徴で、女性特有の嫉妬や妬みとなるものを跳ね除けてくれるんだよ。だから、ファーティマに繋がるといいよ!」


「祈りの部屋」で私が体験したことを知っているかのような、彼の発言に驚いた。

あたたかい癒しの手が胸に入ってきて、メッセージを受け取ったことを…彼に伝えてみた。

そして、どうしてそう思ったのか尋ねてみると…

「さっき、座っていたら…ムハンマドが惑星のことをどう捉えていたかが急に気になって、ちょっと検索してみたんだよね。そしたら、やっぱりコーラン(聖典)には、惑星のことも書かれていて、それが今まで僕たちがチャネリングした内容と同じだったんだよ…。で、それを回避する方法はなんだろう…って思ったら、ファーティマに辿り着いたんだ。」

いつもながら、淡々と小さな声で語った。

「へーーーっ そうなんだね!ファーティマかぁ。ありがとう!」っと、私が答えると…丁寧にファーティマにつながる方法も教えてくれた。

そして、ホテルに戻り、なかなか寝付けなかった私は、ファーティマのことをネットで検索してみた。調べていくうにち、彼女のモスクに行ってみたいと思い、調べてみるが…まったく情報が出てこなかった。

「まぁ…いいや」そう心の中で囁くと
「水上のモスク」の映像を編集することにした。

モスクの名前も覚えていなかったので、地図から名前を拾ってみた。
Al Rahma Mosque アル・ラーマ モスク
1985年に建設されており、古い歴史のモスクではないことが判明した。何のために誰のために捧げられたモスクなのかも調べてみたが、なかなか情報がでてこなかった。

なので、海外のサイトを翻訳しながら調べていると… なんと!! 驚いた!!

水上のモスクの別名が載っていた。
Fatima Al-Zahra Mosque 

ファーティマの名があるじゃないかぁ!!!!

Zohraの意味も調べてみると…
       ↓
زهراء(Zahrāʾ, ザフラーないしはザハラー)は「輝ける、輝かしい(者)」という女性形名詞・形容詞で、具体的には預言者ムハンマドの娘であるファーティマの別称アッ=サフラー(ないしはアッ=ザハラー)(الزهراء, al-Zahrāʾ)が由来。

なんと!! あの水上のモスクが
ファーティマに捧げるモスクだったのだ!
もう訪れていたじゃないの!

びっくりえーーーーーーっ! そんなことある⁉️

息子にも伝えてみたが、彼も「ファーティマのためのモスク」だとは…まったく知らなかったようで…
いつもながらの必然な出来事に感動した2人であった。

こちらが編集したムービーです。