カラダ探し
いつから…カラダの本格的な不調を感じ始めたのだろう…
中学生になってからだ
突然の喘息で苦しい毎日だった。
ちょうど、その頃、通っていたミッションスクールから徒歩10分のところに引越しをした。
この頃から、霊現象に悩まされていた。
金縛りは頻繁だったし、巨大な目玉を見たり、空中に浮かぶ赤ちゃんまで見たことがある。
しかも…高校2年からは、はぼ1人で生活していたので、精神破壊を起こしそうだった。
私は18歳で上京した。一刻もこのマンションから出たかった。
20歳の時に東京から里帰りをした時に、マンションの近くにある美容院で働いている女性が、私の髪を触りながら…こう言った。
「あのマンションは墓場を壊して建設したらしく、ご祈祷もしてないから、住むと不幸になるって有名らしい…。亡くなる方も多い」っと、語っていた。
事実、私は、このマンションで不幸になっていく人達をたくさん見た! 恐ろしいほど見た!
その当時は10代だったので、何がなんだか分からなかったけれど…
今思うと…確かにそうだった。
あの不幸だった子ども達はどうなっただろう…
ドラッグで苦しんでいた女性はどうなっただろう…自殺未遂した男性はどうなっただろう…
借金に追われていた家族…
しかし、最近になって、私が通っていたミッションスクールも、多くの方が霊を見たと評判になっており、「カラダ探し」という映画の撮影場所になったそうだ…。
完全に囲まれていた。見事なほどのドラマ設定。
中学・高校と、喘息やアレルギーに悩まされ、カラダは重くて、精神力だけで生きていた。
その影響もあって、上京してからも体調は悪かった。
今、考えると、特定の場所、人といると、カラダが沈むように重くなって、カラダが怠くなっていた。
何をしても治らなかった。良いと言われる治療院は何でも試してみたが…全く治癒せず。
逆にドンドン悪くなっていた。
それもそのはず、20代から瞑想をはじめて理解できたのだけれど、私のカラダはとても敏感なので、今だと触られただけで、その人の状況が分かったり、その人のご先祖様が私に話しかけてくる。
「このことを伝えて欲しい…」っと
今は、ONと、OFFができるようになったので、死者から話しかけられないように…気をつけているけれど…
その場のエネルギーも吸いやすいから、本当に大変だった。
この体質じゃなかったら、瞑想もやってないし、ましてスピリチュアルの世界にいなかったはず!
もっとルンルンで遊んでいたはずだ。
でも、今となっては、この体質に感謝している。
けれども、まだ、セッション前に、その人の体質や感情をキャッチするから、私のカラダであって私のカラダではなくなる。
そう! これがワンネス
みんな繋がっているのである。
もう慣れたし、そのためにマントラを学んだり、伝授の大切さを知った。
じゃなかったら、私はとっくにこの世にいないだろう…。
人のカラダを触ったり、感情を共有することは凄いことだ。
私は敏感なだけであって、誰もが少なからず受け取っている。
のほほん…っと、のび太君のように生きていきたいタイプの私だったけれど…
やっぱりのび太君のように…
スカイブルーのドラえもんに似ている、青いババシリチャンドやシヴァ、不動明王がSPになってくれて、セッションをしている毎日である。
そして、過去世を観たり、宇宙空間に入り込み、人のカラダから出てくる、とんでもない存在とご対面する毎日なのである。
私のように苦しんでいた人達が蘇ることで、あの頃の私も…やっと真実のカラダに出会えてるのかも知れない。
敏感体質は霊媒体質にもなるけれど…
自分を精進させれば、聖者や神々と呼ばれる存在の言葉では表せないほどの「愛」や「美しさ」に触れることができる。
カラダが…輝きはじめるのである。
そして、
私にはカラダがない
私には思考もマインドもない
私には魂もない
その領域を体現できる。