Japji 



本日から受講される皆様
本日 10:00amからスタートします。
前にも一度載せましたが、もう一度手を通しておいて下さい照れ




自己の瞑想  ジャプ

 

日本から大勢のマスターたちが海を渡り、ダルマやマントラの発音について学びに行きました。

 

今回は、マスターたちが遠方に旅して学んだダルマを自宅からZoomで学ぶことができます。

 

ジャプジ(自己の瞑想)とは「シリ・グル・グラント・サーヒブ」に登場する最初のスートラです。ジャプジはダルマのメッセージの本質そのものとされています。

 

この聖なる歌は、グル・ナーナクが三日三晩、ヴァーエ川の底で深いサマディに入った後、変容して覚者となった時に開示されたものです。

 

その後、グル・ナーナクはジャプジを携え22年にわたっていくつもの大陸を流浪しながら、人類の霊的渇望にこたえていきました。

 

彼はチベットではラマ・ナーナク、スーフィー教徒の間ではワリ・ナーナクとして知られています。ヒンズー教徒にはババ・ナーナクと呼ばれ、スリランカではナーナク・ブッダ、ヒマラヤのヨギたちにはヨギ・ナーナク・アヴドゥート、シーク教徒にはグル・ナーナクと呼ばれています。ナーナクはすべてに属しながら、そのすべてを超えていました。

 

グル・ナーナクのジャプジにはまったく異なるレベルの言語が含まれています。ジャプジを理解することができれば、あなたの中で何かが歌い出し、何かが花開くでしょう。

 

そのためには心を開いて、受動的な気持ちになるだけで十分です。すると、あなたの中で眠っていたエネルギーがこの聖なる歌によって目覚めます。

 

祝福されし者「グル・ナーナク」の歌うようなラーサナ(舌)を通して、未知なるものが既知の世界に開示されました。この聖なる音は液体のような流動的構造になっているため、様々な解釈が可能です。愛の視点から見るとバクティ・ヨガ、智慧の視点から見るとギャン・ヨガ、音という視点からはナード・ヨガとなります。

 

ジャプジの神秘は、その詠唱法そのものにあります。ナード・ヨガの科学では、言葉よりも音の方が重要視されます。音の抑揚や、言葉と言葉のあいだの間(ま)の中に神秘のすべてがあります。

 

ジャプジの正しい発音(シュード・ウチャーラン)に関する厳密な科学は、グルの創始した口伝を通して代々、伝授されてきました。それぞれの音の微細な発音が失われないためにも、この知識はどうしても口伝という形で伝えられる必要があったのです。

 

このオンライン講座ではグル・ゴービンド・シンの口伝とヨギ・アマンディープの綿密な研究と直感に基づいて、大いなる秘密の数々を本講座初公開の瞑想法とともに教えていきます。

 

ヒマラヤの賢者たちに口伝に従って、ジャプジの類いまれな固有のリズムと音流をヨギ・アマンディープが伝授します。

 

「ジャプジを理解することができれば、あなたの中で何かが歌い始めるだろう…何かが花開くだろう。そのためには心を開いて、け入れる気持ちがあれば十分だ。そうすれば、あなたの中の眠れるエネルギーがこの歌によって目覚めるだろう。」

                          ヨギ・アマンディープ・シン

 

ジャプジは覚者グル・ナーナクの口から流れ出た、ダルマの聖なる『ガンジス河』のようなものだ。覚者の口から流れ出たものなので、それ自体が覚醒して光明を得ているジャプジは神聖なナードであり、詩であり、酩酊の踊りであり、ジャプジのひとつひとつの言葉が神聖なものだジャプジを読み、感じ、ジャプジを目にして、その音を聴く時、この光明をとらえることができる。」

                          ヨギ・アマンディープ・シン 

 

イク・オンカールの意味は?

それは開示されるのを待っている秘密だ。

二つの息の間(はざま)にある秘密。

二つの心臓の鼓動の間にあるブラックホールの秘密。

二つの思考の間にある隙間の秘密。

あらゆる二元性を構成する二つのポイントが融合した時

不可思議さの庭園に入り、『自己の一体性』の香りを嗅ぐことができるだろう。

この時間なき時間、空間なき空間で、無が『存在』という笛を通して宇宙の歌をうたう。すると秘密が開示される。イク・オンカールという秘密が

                          ヨギ・アマンディープ・シン  

 

ヨギ・アマンディープ・シンについて



 

すべてのヨガ流派の母体である太陽王朝(日種)の流れを汲む古い家系に生まれる。今現在、心理学や心理療法という豊かな背景を下地に、不安や鬱病、感情のトラウマを変容させる効果の高いワークショップを提供しつづける

 

早くからヒマラヤに伝わる古代ヨガの教えに触れ、若くしてヒマラヤで過ごし、ヒマラヤ賢者の間に言い伝えられてきた秘伝の教えを授与される。

 

勉学を終えた後は、シンガポールで2年間、プロのカウンセラーとして働きながら、依存症支援プログラムの運営と成功に携わる。この頃には優れた学歴と豊富な知識を身につけたものの、もっと深い叡智に触れたいという内なる渇望は満たされず、ヒマラヤのヨギたちとの深い縁もあり、その後、再びインドを訪れる。そこで数年間、アドヴァイタ・ヴェーダーンタ(非二元性)と、形而上学という古来のヨガの科学と、古代の経典とあらゆるヨガの形態について学びながら、内なる探求を続ける。ヒマラヤの口承の秘伝的教えを受ける機会にも恵まれ、ヨガの全流派のみならず、仏教、シーク教、ジャイナ教、禅宗、スーフィー教、ヴェーダ教、ヴィシュヌ派、密教の流派など、東洋のあらゆる精神的教えに精通。特にババ・シリ・チャンドを開祖とするウダーシ・シーク派と、グル・ゴービンド・シンのニルマラ派の系統においては特別な地位にある。