私たちの中の光が増すと…
いろんなことに変化がでてきます。

それは 一見 悪い波に飲み込まれたような、
そんな 錯覚に陥るような出来事が起きますが…

実は 内側からの破壊が起きているだけであって、
新たな光の束の再結成が行われているのです。

この再結成が行われると、
今までと全く違う反応が起きてきます。

今までなら動揺していたような事が起きても
冷静に判断することが出来るようになります。

人に対しての執着もなくなるので、
今まで気になっていたことに対しても
心が動揺しなくなって、安堵の気持ちで
もっと時間を有効に使えるようになります。

では光を増すには どうしたらいいのでしょう?

瞑想が1番ですが…瞑想と言っても、
じっと座って集中するわけではなく…

ただ自分の中に 光が増していくイメージを
毎日 持ち続ければいいだけなんです。

ところが…
簡単過ぎて、これを忘れてしまうのです。

こんなことで…悩みは消えるわけがないと、
頭を使い、対策を練ろうと必死になるのです。

いつもお伝えしているように、
私たちのハートはあらゆる次元につながる扉です。
とても高貴なエネルギーにつながる場所です。

このハートの扉が1度 開いてしまったら、
もう、こっちのものです。

ミラクルがどんどん起きてくるからです。
次第にミラクルがミラクルでなくなり、
目標を設定しなくても 自分に必要なものを
目の前に提示してくれるようになります。

その時は、失敗だ! どうしよう!
何でこんなことが起きたんだ!

…と思うような不都合な出来事さえも、

あとになって、「あのことがあったから…」
っと…とても重要だったことが分かります。

そのためにも、頭を空にして、
ただ、自分の内側の純粋意識を高めることです。

純粋意識とは、原初の創造的存在であり、
こらをヴェーダの経典で
プルシャ(Pursha)と呼びます。

または、プルカと言います。

 

プルカの創造的な側面はカルタ・プラクと言い、

カルタ・プラクの反映が創造界であり、

プラクリティ(Prakriti)と呼ばれます。


これが知識のない幻想です。

 

私たちが、「自分はこんな人だ」

「これが自分にふさわしい」

「これがあれば幸せだ!」

っと、頭をの中で思っていることは、

ほぼ、プラクリティです。


私たち自身もプラクティの一部として

この世で生きているので、

このことに気がつかないのです。


すべての苦しみはここから生じます。

つまり、すべての苦は、

願望、欲求、期待、忘却

ここからから生じるのです。


マーヤーと呼ばれる幻想によって、

自分の本質がプルカ(純粋意識)であることを

すっかり忘れて生きているからです。

 

瞑想をつづけて、純粋意識が目覚めると、

シムラン(神の想起)と呼ばれる、

とても大切なプロセスが起きます。


それは、現在意識がつくりあげた

要求や幻想によっての「設定や目標」ではなく、


自己の中に存在する神との交流によって、

自分の本質である純粋意識が目覚め、


何も考えなくても、試行錯誤しなくても、

笑って楽しく生きているだけで…

自分にとって必要なものだけが、

オートマチックに目の前に現れるのです。