前回のスリランカで、山頂で出会ったお坊さま
私に「好きとか 嫌いとかをなくすように…そうすればもう地球に転生することはない」っと教えくれた方。
今回の洞窟瞑想1日体験をする時に、突然目の前に現れたのです
あれから1ヶ月間、私が日本に行った来いの間。山にこもっていて、ちょうど下山したらしく突然の再会に驚きました。
もっと驚いたのが、1日体験を終えた私たちが車を少し走らせ向かったパワードスポットの岩山で、この日2度目の遭遇したのです。
まるで、私たちを追って来たようでした。
そして、私たちにどうしても瞑想法を教えたいとおっしゃるのです。
ニルーシャは、私たちが朝から瞑想していたので乗り気ではなかったのですが、私たちはゆっくりと岩の上へと座り、彼の話に耳を傾けました。
そう、ニルーシャは彼の言葉を私のために日本語に訳す必要があるので、そりゃ大変だと思います。
彼の瞑想法は、自分の身体の中を凝視していく方法でした。
それは「汚いもの」を見ていくこと
例えば、私たちの髪の毛は頭に生えている時は何も思わないけど、ご飯の中に混ざっていたらとても汚く感じます。
身体の中も、腸の中やお腹の中はとても汚く、それは表からは見えません。
神経の中もとても臭くて汚く、それを知ることがとても大切だと言います。
それらすべて、私たちは何もコントロールできないものであり、もちろん他人も同じように汚く感じても何もコントロールできない。
すべては永遠でもなく、皮膚も老化してシミやシワで汚れていくものだから、そこに「好きとか嫌い」とか感情を持つ必要がないのだと彼は言います。
asuba meditation
身体を32の部分にわけて凝視していく瞑想法
「あなたはそんなに汚い人間を好きですか?嫌いでしょう?」っと質問されました。
嫌い? 正直に言うと、嫌いという気持ちはまったくなく、それは10年前に乗り越えたことでした。
10年前は個人セッションをし過ぎて、スイッチoff にしたとしても、歩いている人の身体の中が見えてしまい、内臓よりももっと怖いものを透視していたからです。
今でも、他人だけではなく自分の中にも色んなものを見ては解放をし続けています。
だから他人の中にもの凄い恐怖の存在を見たとしても、その人を嫌いになるわけでなく、ただどうやったらその存在たちを解放できるのか、どうやったらエゴをコントロールしている存在と決別できるのかをシリアスに分析しているだけなのです。
この身体の中を凝視することは、「 瞑想の準備段階です」と、彼は言いながら空を見上げて、「雨が降って来るから降りよう」っと、言葉を続けました。
すると本当に雨が降り出してきて、それを予知していたように持っていた傘をさして去って行きました。