スリランカのつづき…
どこからどう書いてよいのか分からない
あの感動は、あの場所にいないと伝わらないんじゃないかと…思うぐらい
どこか違う次元に舞い込んだような感覚でした。
素朴で特になんでもない道を歩いていくと、突然、度肝を抜かれたように出現する城跡と大きな池
なんと 4万年前につくられた場所だそうだ。
インドの伝説の王、ラーヴァナー ( Rāvaṇa)が本拠地にしていたと言われている場所です。
叙事詩「ラーマーヤナ」に登場するラーヴァナーは10の頭 と20の腕を持っていたと言われており、この場所から飛行機も自由自在に使っていたとか…
なんでも、銀と水銀を使った錬金術の原理で飛行機をつくり、海王星ともコンタクトをとっており、この地域一帯は今でも宇宙船の発着地だそうです。
セドナ同様、NASAやアメリカ軍がこの場所を欲しがっていて、いろんな問題が起きているいわくつきな場所なんだとか…
確かにエネルギーが強すぎて、真っ直ぐ歩くのも大変なほど…
全身が細胞レベルで痺れまくっていました。
驚いたことに、この場所で日本人のお坊さまとすれ違いました。
思わず「こんにちは」っと声をかけると…
驚いたように 「日本人ですか? 私はここに住んでいます」っと返事をしてくれたのです。
なんと、この場所からさらに奥に入って行くと、洞窟がたくさんあって、その洞窟に住んでいる方でした。
なんとも言えないパワーを感じ、ここから離れたくないほど、磁石のような、これがパワースポットなんだとハッキリ過ぎるぐらい感じれる強いエネルギーでした。
で… ニルーシャが紹介してくれた ヘラ・ヨガの先生
私の隣にいるのが ヘラ・ヨガ の先生
通称 星 飛雄馬
ニルーシャが 「 彼はどうみても昔の人でしょう…」
確かに… ドラえもんの映画に出てきそうな感じの、1万年前からやって来たような人でした。
いつも一定の感情で、大げさな感じの方でもないのですが、かなり博学で人脈が凄い
特に僧侶との関係が深く…スリランカの僧侶たちに護身術を教えているらしく、そのため親密な信頼関係があるそうです。
この日も、洞窟へとつづく道への金網の鍵が閉まっており、彼はいきなり走って消えたかと思ったら、
なんと 鍵を持って現れたのです。
「知り合いのお坊さんがいたから鍵をもらって来た!」らしい…
で…私たちは鍵を開けて入ると…
このように、ほんとうに洞窟が家のようになっていて、何軒もあるのです。
こんな場所があるなんて〜〜
旅行会社を長年している ニルーシャも知らなかったようで、熱心な仏教徒の彼女はかなり驚いていました。
尋常じゃないパワーでした。
突然、スリランカのジャングルが見渡せる高台の場所に到着して、そこには 真っ赤なお袈裟を身につけた僧侶が、岩山の頂上に何故そこに育っているのか不思議な光景の、たった1本しかない木に寄りかかりながら、こちらを見て立っておられたのです。
横には2人の少年が笑顔でこちらを見ており、
まるで、アンジーが出演している映画のワンシーンのようでした。
写真では伝わらない…かなりの崖っぷちです
スリランカ人なんでしょうが、スリランカ人には見えない顔立ちで、キラキラ輝く瞳が印象的でした。
ニルーシャたちは僧侶と話し込んでおり、シンハラ語なので、私は1人で瞑想をしていました。
すぐに強いエネルギーにつながれる場所で、その豪快で繊細なエネルギーを楽しみながら、うっかり足を踏み外したら真っ逆さまにジャングルに落ちていくだろう…的な、かなりスリリングな光景を見ながら、全身にエネルギーを流していると…
突然、ニルーシャたちが彼の足元にひざまずいたので、その雰囲気に飲み込まれるように、私もひざまずきました。
彼は美しい音を奏でるようにマントラを唱えてくださったのです。
私はそのマントラを身体に入れ込んで、ニルーシャのあとをつけながら下山しました。
途中でニルーシャがこんなことを言い始めたのです。
「あの僧侶が、チカさんにメッセージを伝えて欲しいと言いました。」
「1つは、チカさんはエネルギーにつながりやすい人なので、この場所に来て1時間でも瞑想したらとてもよい経験ができるから、また来て下さい。っとのこと…」
「もう1つは、何に対しても好きとか嫌いとかを全てなくしたら、もうこの地球には転生して来ないそうです。」
えーーーっ どう言うことなのか〜〜
確かに…私がいつもヨガクラスで皆さまにお伝えしていることだ…けれど…
好きとか嫌いをなくすって…
しかし…すべてにおいてって…
スリランカに滞在している2週間を振り返っても、アーユルヴェーダ食に関して、これは好き とか 嫌いとか あったはずだ…
もちろん嫌いな味でも、私の場合は、好きな味よりも健康になる方を選ぶので、嫌もイヤも好きなうち〜〜 なのだが…
この日の朝、ホテルで朝食をとっていると、白人の若い男性がタバコを吸い出して、私とニルーシャは「イヤだ臭い〜〜」っと言いながら室内に戻ったことも思い出した〜〜
イヤだって〜 確かに 口にしていた
あの行動もダメなのかぁ〜〜
今まで、地球に再び戻って来ないつもりで、どんか時も歯をくいしばって頑張ってきたはずだった。
今回の2週間のリトリートも寝られないであろうと…どんなに 身体がしんどくてもヨガとヒーリングを強い意志を持ってやり遂げた。
私のヨガ クラスは、受けている方に入り込んでいる霊はもちろんのこと、ネガティブなものを引っ張り出したり、宇宙に返したり、全員を一気にヒーリングするヨガなので、肉体的にかなりハードだったりする…
でも10代から30代までの病気歴が長かったので、未来がないと思っていたあの頃に比べると期間限定なので、その辛さはトンネルを抜けるように…なくなることも知っている
なので…絶対にヘコタレナイ
しかし、なんだか…大きな落とし穴を見つけたような感覚だった。
大切なのは好きとか嫌いとかの感情をなくすこと
なんでも受け入れるということではない。
気持ちのことを言っているのである。
これは…かなり深い学びを与えられてしまった。
見たものをそのままで受け取ること。
まさに、私が10年以上も言い続けていることだった…,
それはすべてにおいて、その感情を安定させることであり、今の私にとって最も必要な内容で、地球に転生してこない重要なキーワードだと、あの僧侶は教えてくれたのです。
これは、もっと気を引き締めて言動に注意せねば
そのための解放も毎日し続けてみよう
っと…真剣に思った日だった
あーーーっ この日の出来事は、こんなもんじゃなかった…
やはり言葉で表現するには限界がある、かなり凄い経験をした1日でした。