今日のヨガクラスはいつもと全く違っていた。



いつもは、まるで滝のようにメッセージが降りてきて、私が追いつかないほど…

だから、セブンアカデミーのセミナーも、あれほどの早口になっていたのです。

今日は、スタートした時からテンションが低めだな…っと感じていて、

肉体はいつも以上に重かった。
きっと大きな解放があるんだろ…っと思っていた。

目を閉じて大きく深呼吸をしてみる。

生徒の皆さんにも
「大きく息を吸って、吐いて…」
っと、促す…


いつもなら目を開けて、まるでディーズニーの映画のような、はやさかみやお…いや宮崎駿さんの世界のような光景を観察しながらヨガクラスを進めていく

飛び交う存在を見ながら、いろんな次元にアクセスしながら、複数のモニターを見ながら…

降りてくる言葉をすくいながら、頭の中で聴こえてくる曲を、アイホンで探してかけるのだが…

でもなぜか、今日は目が開かなかった。
閉じたままだった。

音楽もかけておらず

静寂な中、何も見えず、何も聞こえない

このままの状態でヨガクラスが進むのだろうか…

このまま私は聞こえなくて見えなくなったらどうなるんだろう…

大きく深呼吸をしながら  
なんとなくクスッと笑いがでて

一瞬でいろんなことが頭に浮かんだ。

もうヨガを教えるのもやめるだろうな…
でも、残りのサイキック クンダリーニヨガクラスはベストなクラスにしたい。

家族と一緒にたわいもない会話もいいよね

まったく不安もなかった。

きっと今よりも幸せになるためにそうなる。

そうとしか思えなかった。

そして、今まであれほどの美しい光景を見させてくれたことに心から感謝の気持ちでいっぱいだった。

深い深い海の中にいるような静けさだった。

突然、まったく今まで感じたことのない世界へと入っていった。

頭の上に輪っかが見えて来たので、そのまま、ワークを続けていった。

「頭の上に光る輪っかを思い描いて下さい。」

「その輪っかの中を、自分の中にいるもう1人の自分が抜けて天へと上がって行くのを感じて下さい。」

「その自分は遺伝子レベルで多くの問題を抱えた存在です。その自分が天へと上がっていきます。」

話しながら、これは、昨夜どうしても気になってブログに書いた、ブラフマランドラのことだということが分かった。

この地球にいながら、完全なる宇宙の意識となり、ニルヴァーナの世界へと移行する。

ニルヴァーナとは「涅槃」のこと
中国でサンスクリット語のニルヴァーナに漢字をあてはめて「涅槃ねはん」と呼ばれるようになった。

二度と生まれ変わることのない完全なる消滅

生きていながらこの状態になるためのワークだった。

頭の光る輪っかと、自分の中のカーのエネルギー、光の道であるナデーィの中の光が交信を始める。

ひつと一つの言葉を発するたびに、こんなにも落ち着いた自分を経験したことがなかった。

内なる光が頭上の光る輪っかと交信が始まったら、私たちは地球にいながら光の存在となれる。

そのためには、遺伝子レベルでの解放、つまりご先祖さまの苦しみ悲しみで作られた思いを、自分の中から手放すことが大切であり…

仏陀やイエス・キリストが実践していたように、そのためのヨガなのです。

目を閉じたまま美しい十一面観世音様が見えてきた。




あ…あの十一面観世音さまの頭上の「阿弥陀如来像」こそが、ニルヴァーナの光となったお姿なんだ。




今まで感じたことのない高貴なエネルギーで包み込まれていった。

次元が変わった感覚だった。

法雲寺さまのご本堂の中が、遠い場所に感じるぐらい違うパラレルワールドへと移行していた。

すべての身を任せていったら、

口をすぼめながら、ストローで音を立てるように息を吸い、良質なプラーナを勢いよく吸って、ハーーーーッと吐いていく

全身から感じたことのないような重いものが下へと流れていく…

確かこんな動きがクンダリーニヨガのマニュアルであった気がする。見よう見まねでしてみたことがあったけど良く分からなかった。

今は、完全にこの動きをマスターしていた。

しかも、この動きの意味が手に取るように分かる。身体の中で何が起きているのかも分かる。

大きな解放がドンドン起きており、私は一度も目を開いてないけれど、私の動きに生徒の皆さんの声が重なっているのを感じられた。

いきなり…自分の中から、車のモーター音のような声が出てきた。

すごい振動だった。

あとは何が起きたのだろう…

素晴らしい体験だった。

今日、9月8日は、伝説のヨギー、ババ・シリ・チャンドが生誕された日

今日という日を一生忘れないだろう…



ヨガクラスが始まる前には、大きなババ・シリ・チャンドのお姿がしっかりと見えていた。

私がヨギ・アマンディープのヨガクラスにヒマラヤで初めて参加した時、まだ、ババ・シリ・チャンドの存在を知らなかった。

クラスの中で、ヨギ・アマンディープが指を鳴らした瞬間、私の前にブルーの肌をした髪の毛の長い男性が現れた。

近づいてくるその存在は、怖くなって逃げ腰になっている私のハートの中に入ってきた。

そして、その後、ヨギ・アマンディープが飾っている写真を見て驚いた。
私の中に入ってきた存在と同じ姿だったから…

ヨギ・バジャンはゴールデンテンプルの周りをお掃除している時に、彼と繋がったそうだ。

ババ・シリ・チャンドは偉大なるパワーを与えてくれる素晴らしい存在だ。

すべての存在に感謝を込めてお願い