最初のスケジュールでは、バルセロナから日本に戻って、今日の夕方、スリランカに到着する予定だった。
しかし
カミーノ巡礼をスタートさせてから1週間は、足首が腫れて大変なことになっていたので…
アーユルベーダ トリートメントを受けるために、ダイレクトにこちらに来ることにしたのである。
昨日、さっそく、私が来月にYogaリトリートを行う「Jetwing Ayurveda pavilions 」でトリートメントをしてもらった
Dr. ETスキャンの診察で、さらに私の身体は良くなってるとのこと…
「特に肝臓や卵巣が前よりも良くなってる」
らしい…
しかも、1回のトリートメントで、カミーノ巡礼の過激な歩きによる身体の腫れが驚くほど改善されたのだーーー
すごーーーい アーユルヴェーダ5000年の歴史
今日、2度目のトリートメントを受けている時に、聞き捨てならぬことを耳にした
「 今日はスリランカにとって、とても特別な日なのよ！」
明日、満月なのは、スリランカの友達、ニルーシャから聞いて知っているけど…
「 ポスン・ポヤ・デーって言って、道に無料の食べ物がズラーっと並ぶんだよ」
「 あーーーーっ もしかして仏教が初めてスリランカに伝わった日？」
もしかして仏教が初めてスリランカに伝わった日？」「そう！そう！」
確か、昨年のYogaリトリートが丁度その日に重なって、アヌーダブラでたくさんの出店を見かけたんだった
もうこうなったら居てもいられない状態
全身、ハーブの粉でまぶされているのに、気持ちはアヌーダブラへと向かっていた
「今からアヌーダブラへ行く！」
「えーーーーっ」
いつも、私をマッサージしたくれる女性が目を丸くして、言葉を続けた。
「すごい渋滞だから…今からじゃあ…大変！近くのお寺に行ったらどう？ ケラニアは？ 多くの人はケラニアへ行くのよ。」
「うーーーん ちょっと考えてみる！たぶん行くけど…あっはっはっ」
「ごめんね。昨日、伝えてあげれば良かったわね…！ 」
今から行くという私に、申し訳なさそうな顔をしているので、
「もし、昨日わかってたら、あなたのマッサージは受けてないかも知れないから…」
そう言ってウィンクする私に、彼女はウルウルした瞳でこう言った。
「あなたは、これからもっと幸せになって、もっと自由になるからね！これだけは分かる！ 」
私も瞳を濡らし、彼女と優しいハグをした。
私はソワソワしていた。
早く宇宙会議を開きたかった
身体にハーブを吸収させるため、30分間はシャワーを浴びられないので、とにかくランチ食べることにした。
このソワソワ感は、いつもの あれ
だよね。
だよね。ホテルのレストランが宇宙会議ルームとなり、私はゆっくりとイスに腰掛けて、ランチをとりながら聞いてみた。
「 アヌーダブラへ行った方がいい？」
「だから、ここにいるんだろ」
思わず、スープを吹き出しそうになった。
だよね… そう言うことだったのねーーー
なんて人生は楽しいんだろう
あんなに足が痛まなければ、日本にいったん戻っていたかもしれない…
しかも、この方たち、
「直接、スリランカに行きなさい！」
とは、前もって教えてくれないのよね…
きっと、私がどんな行動をとって、どんなことを感じていくかが大切なんだろうな…
私は、すぐに、ホテルのマネージメントをしているアキラさんを呼び出した。
登場した彼を、私の前に座ってもらい、私の計画を話してみた…
もちろん、彼も大きな瞳をさらに大きくして、目を丸くした。
「今から？ えーーーっ 明日、コロンボに5時集合ですよね？」
そう
私は、明日からはじまる「クンダリーニヨガのレベル２クラス」に参加するのだ
しかも、朝５時 という、すんばらしい集合時間
さすがーーーっ クンダリーニヨガ
ひゅーーーーー ひゅーーーーー
なんて言ってられない…
「 たぶん寝ないでコロンボに戻ってくることになると思うよ…」
アキラさんは、私の無茶な計画を面白がるように笑った。
そうだ
どうせならコロンボに泊まればいい
「ヨガクラスはどこであるの？」
実際にヨガクラスがあるのは、コロンボから車で4時間かかる場所…でも私はどこか知らない…
「わかんない」
あまりにも…無鉄砲な私の行動に笑うだけのマネージャー アキラさん
「連れて行ってくれる運転手がいるかだけ調べてきます。」
「クリスチャンのね」
私は舌を出してトボけてみせた。
仏教徒にとっては１年に1度しかない大切な日。
まるでお正月のように家族や親戚と集まり、お参りしたり、食事を楽しむ。
突然、今から30分後に半日かけて運転してくれる人なんて、きっとクリスチャンに違いない…
そして、やっぱりクリスチャンだった
私は、バタバタとシャワーを浴びて、荷物をまとめて、部屋を出た
「 やれば、出来るじゃーーーん」
っと…家族から言われそうなスピードだった
明日、朝4時にホテルを出発だったので、夕方4時から、2度目のトリートメントを用意してくれていたけれど、それもキャンセルした。
「 4時からは、リラックスするためのトリートメントにしたからね…」
Dr. ETスキャンの声が頭の中で響いた…
私担当の方は仏教徒だからお昼で帰ってしまうので、他の女性だし、特別なトリートメントでもなさそう
しかも…こんな特別な日に
リラックスなんて
できないぞーーーーーっ
そして… 私はタクシーの中にいる
もう、どうにも止まらない〜〜〜
Happy Evolution なのだーーーーっ
ということで smile セッションをするのだーーーつ
詳細は後ほど「アメーバ登録者用」に書き込みます