ナバレテの教会を出て、iphon を片手にホテルを検索しながら、そのホテルの前にまで行って様子をうかがった。
「なんだかピンとこない…」
でも、宿泊可能なお部屋はあるようなので、ひとまず安心。
少し歩くと、アルベンゲの看板を見つた!
しかも、とっても綺麗な建物。
今の時期は日が長く、夜10時まで明るいから、遅歩きの巡礼者にとっては助かります。
もう一度、指を押しつけてみた。
上の方から声がするので、顔を上げてみると、おじさんが覗き込んでいる。
何か言ってるけど、スペイン語わかんないし…
っと思ってると、
「モーメント!」
あーーなんだ 英語で、「待ってて」って言ってたんだ…
しばらくすると、チェックのシャツ着たおじさんがドアを開けて現れた。
「 お部屋探してるの?予約はした?」
そんなのするわけない…
「いえ…してないんですけど、お部屋ありますか?」っと、尋ねると…
少し困った顔して、
「ディナーは食べたの?」
「食べてないです。あっ!でもお部屋だけで大丈夫です!」
断られないように、外で食べると念を押してみた。
「うーん」っと言いながら、お部屋のパンフレットを指差しながら、「この部屋は予約が入ってて…、大部屋もたぶんいっぱい…」
「デラックス ルーム!この部屋がいい!」
プライベートのツインルームで、シャワーとトイレつきで 40€ と書かれている。
「もしかしたら、入れるかもしれないな〜」
っと、おじさん階段を登りながら、誰かに電話をかけ出した。そして、大部屋を確認してたら、突然、シャワールームから男性が現れた
どうやら、こちらの大部屋も男女一緒みたいだ…
大部屋が空いてなくて良かった
バスタオル姿の男性が現れたので、
おじさん、きっと日本語だと…
「 いゃ〜ん はずかしい 」
って言っている様子…
だから、私も一緒になって
「いゃ〜ん はずかしい 」
的なことを言っているつもり…
それから、デラックスルームを予約していた人に連絡が取れたようで、今日はキャンセルになったようだったラッキー
このあと、おじさんは私の1966年と書かれた生年月日を指差して…
「うわぁおーー!そうだったのかい?」
みたいなことを言っていた…
ごめんね、こんなフェミニンな服を着て、「いゃーん はずかしい」なんて顔して…なはっ
お部屋がかかってんだもん そりゃ必死ですよん
まあいい…なんとか部屋にありつけたのだから…
こんなに綺麗….