えっ ユソ？ ウソ？
そう言えば、この辺りのホテルを調べていた時に、そんな名前の修道院があったような…
教会を出てカフェに寄り、野菜サンドを頬張りながら、iphone で検索して調べてみた。
やっぱり あった
サンミジャン・デ・ラ・コゴーリャ（ San Millán de la Cogolla）にユソとスソという修道院があるそうだ。
しかも、ユソ修道院はカミーノ・デ・サンティアゴ巡礼ルートの一部であった歴史があるそうだ！
どういうこと 
昔は、カミーノの巡礼路だったってこと
ここに寄るとなると、さらに距離はのびてしまう…
まぁーーーい
あんまり考えるのはよそう…
カプチーノが入った紙コップを片手に、重い身体を引きずりながら街を歩いていると…
私好みのドレスがズラーっと並んでるお店を見つけた
荷物になるから買えないけど…
見たい 
「このお店のオープンは何時？」
っと、となりのお店の方に聞いてみると…
今日は夕方の17時からだと…ざんねん
せっかくだから、となりのお店も覗いてみた。
かなりフェミニンな感じ…
薄手のパンツを探してたら、
「これ、お似合いじゃないかな？」
っと…お花がついた、これまたフェミニンなジーンズを持ってきてくれた。
「いや…荷物が重くなるので…」
触ってみると…かなりの伸縮性があって薄手
すすめられるままに試着してみると…
あら不思議
膝や腰の痛みがやわらぎ足が軽い
ここにも まぼろしのパンツが、あった
こりゃ…買うしかない
ペライヨさん あんなにまでして脱がしたのに、もう他のパンツに浮気してごめんなさい…
「 日本まで郵送できるわよ」
これまた…魔法のマントラを唱えやがった
ちくしょーーーーーーーっ
あれや これやと見てると…
すっかり気分が良くなってきたじゃないかーーっ
これぞ 巡礼
巡礼 なっはっはっはっはーー
汚れが目立たないようにと…黒のパンツしか持ってこなかったから、とにかく気分を変えたかった
「これがいいわよ〜上着にもドレスにもなるのよ」
上着にもドレスにもなるのよ」えーーっ 可愛い過ぎないかな〜？
「 beautiful beautiful beautiful 」
これまた…脳天から光が入りそうなマントラを唱えてくれたね
ほんじゃ買うしかないじゃない
「履いてるシューズが痛いの」っと言うと、
彼女が、近くのスポーツ店まで連絡してくれたけど、今日はお休みだった。
とりあえず、気分をリフレッシュするために…
他の巡礼者と同じようなスポーツウェアーではない格好にしてみた
彼女に自宅の住所を渡して、着ていた服は30€で送ってもらうことになり
「 ブエン カミーノ」っと、手を振って店を後にして歩いてると、1キロ先にスポーツ店を発見
お店に入って10分で、スケッチャーズのシューズとサンダルを購入
そう
私のビーサンもスケッチャーズのですよ
今まで履いた中で1番疲れない
こんな感じのコーデになりましたぁ
あっ、グレー色のは靴下ではなくて、サポーターです。ユニクロさん、やっぱり サポーター買いました
日本から履いてきたシューズと、あの大活躍の「がってんだビーサン」をビニール袋に入れ、服を購入したお店まで慌てて戻ると、段ボールを郵便局に運ぼうとしていた彼女と遭遇！
ラッキー
私は段ボールにビニール袋をギューっと押し込むと、再度、カミーノの巡礼路を歩きだした。
時計をみると…もう 13:30
オーノー 
カミーノ
カミーノ