太陽と月が重なる時、
いろんなことが浮き彫りになる…
それは、決して悪いことではなく、
自分の中にあるネガティヴなことや、
長い間かかえていた問題にも向き合うことになる。
光と陰 陰陽のことが理解できれば、
ただ自分の中にあるものを整理して、
気づいた後は必要のないものを捨て去ればいい
神社にある鏡のように
映し出されたものに目を背けないで感じていくこと…
そう…
私は、あのダイヤモンドのような輝きの、皆既日食がつくりあげた光の鏡によって、自分の中にあるものが脳裏へとしっかり映し出された。
セレモニーに参加している人を通して、いろんな自分の姿を見ることができた。
ある方が語る言葉一つ一つが心に沁みた。
感動ではなく、まるで自分がこの1年に発してきた言葉を巧みに表現されているようで、恥ずかしくなってきた。
もちろん、彼女の気持ちも分かる。
でも聞いている方はこう感じるんだとか、
人を卑下しているようにも受け止められるとか
いろんな学びを与えられた。
それと同時に、このフェスティバルの中で光と陰が何度も見え隠れした。
一部の人たちへ流れる莫大なる資金や取り分、ネィティブ達は寄付金だけでまかなうしかない状態で、もし私がこっちにきてなかったら、最後まで片付けを手伝ったネィティブたちは、ガソリン代と宿泊代も払えず、大変な思いをすることになっていた。
ネィティブ アメリカンのスピリットたちは、必ずWorld セッションにご参加してくれた方たちを守護してくれると思う
私はそうやって、多くの国を渡り歩き、今、多くのネィティブのスピリットに見守られているのを強く感じているからだ。
本当に心から感謝します
多くの人がキリキリしており、表舞台での表現と内側のエゴが交差して、もう何も隠せない状態になっていた。
とても助かったことに、この日は、チーシーキの娘たちがサンディエゴに戻ったため (なんと車で片道 16時間も運転するのだ )
私が、ネィティブたちの資金となる、Tシャツやクラフト販売をすることになった。
店番をしながら、1日中、ずーっと座っている状態がとても心地良く、瞑想状態となったのだ。
反省というよにも、自分が正しいと思っていたことに対しての気づきや、素晴らしい未来へ向かうために、意識を0 ZEROへと持っていくことが出来た。
この1年を振り返っても、私のとった言動から隠されたエゴをたくさん見つけた。
まるで
ウォーリーをさがせ
のように、エゴTシャツ を着た自分を次々に、ここ数年のシーンが写し出された過去のフィルムから見つけることが出来た。
とっても恥ずかしかった。
健在意識では知っているつもりが、無意識のうちに自分のエゴが勝手にサナギから羽化して、飛び跳ねていた…
そんなことを考えていると
ひとりの男性が私に向かって微笑んできた。
私も彼に微笑み返しをすると、私に1枚のカードを差し出してかきた、
そこには
「 Keep smile 」っと書かれており
裏面には、笑顔でいるとどんなに素晴らしいことが起きるかが書かれていた。
私が2冊目の本にズラーっと書き連ねていることである。
すごい、追い討ちをかけて、爪の甘皮まで剥がされているようだった。
こんな時は、事実を事実と認めよう
ネィティブたちのブースのTシャツはオーガニック コットンだったり、麻だったり、とてもこだわっているのに、場所的に飛ぶようには売れなかった。
でもそれが幸して、私は自分の中をしっかりと観察することができた。
そんな時、ある日本人のカップルが私の前に現れた。
「こんにちわ」
何度か日本人がお店にやって来たけれど、日本語で声をかけたのは2回目だった。
男性の方は、皆既日食ハンターで、2009年の奄美大島から4回目の皆既日食を観察したそうだ。
すべての皆既日食はそれぞれ違う趣で、感じ方も、実際に肉眼で観た感覚もまったく違ったそうだ。
「今日の皆既日食は本当に凄かった!」
そう語り、また
「今日1日、いろんなことに気づかされて、この1年、俺は何をやってたんだろうって…分かってたつもりが、出来てなくて、ほんとうに恥ずかしい。」
その言葉で私の気持ちが楽になった
「私もそうなんです!」
彼の隣の女性も優しく同意するように頷いていた。
「魂の毛穴から浄化が起きている感じで…」
私がそう言うと、彼らはさらに大きく頷き、私たちは、いろんなことをシェアした。
それだけ凄いエネルギーを私たちは受けることかできたんだ
少し前に話した日本人の男性も
「気のせいかも知れませんが、オデコの所がムズムズして何かが動き出したのを感じたんです。」
っと、言っていた…
あんなに奇声が出るほどの凄い光だったのだから、それはそれは強いエネルギーを放っていたに間違いない
きっと、World セッションを受けられている方で、同じように感じていた方がいらっしゃるのではないでしょうか?
気づきのプロセスが行われて、次のステップに行ったからこそ、今までエゴだと感じていなかった行動を、少し離れた場所からじっくりと観察できて知ることができたのだ。
っと…
私は日本人のカップル達と語り合った
なぜなら、ここ数年の自分の言動に対して、恥ずかしいと感じたけれど、ネガティヴな感覚はまるでなかったからだ。
進化はまだまだこれからだ…
スピリチャルな旅はまだまだ続く