受胎告知教会の前で論議が始まった

タクシードライバーはエリさんがお金の受け渡し場所に指定した地点まで、絶対に行きたくないと言っているのです

たぶん遠周りになるんだろう…

しばらくエリさんとタクシードライバーとの交渉が携帯電話で行われていた

イスラエル語だが、なんとなく話の内容は分かり、タクシードライバーは私の銀行カードをどこかで試してみる!っと、まだしつこく言っているのです
 
こちらも必死になって、「もう無理だから、カードは諦めて!」っと、彼のそばで身振りで大袈裟に表現してみた

結果的に、明日、エリさんがエルサレムで彼に現金を渡すことで和解したのであるびっくり

エリさんが自身が何者であるかを話したらしく、ドライバーはしんみりとした顔で

「彼のことは知っている」っとポツリと囁いた

こちらの国会議員をされていた方だから有名なのですね

私は心の中で「有名人を名乗るオレオレ詐欺だったらどうするんだろう…」
っと馬鹿げたことを1人で空想していた

っと…いうことで

電話1本で一件落着びっくり

私は公言したように、ここナザレで降りることに…

受胎告知教会前のホテルにドライバーが寂しそうに私たち親子を連れて行ってくれました照れ

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とても素敵なホテル
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でも、あいにくの満室で、オーナーが知り合いのホテルに連絡を取ってくれて、すぐに私たちを迎えに来てくれることになったのです

もちろん、カード決済できることは確認済み

現金なくても、あとはどうにかなるさ〜〜ニコニコ

この時の私にとって、この状況から離れ、ナザレに滞在すること以外は考えられなかったのです

空港まで、車で1時間半、まだエジプト行きのチケットも手に入れてない状態で…旅行会社とやり取り真っ最中の私でした…

タクシーのトランクに入っている荷物を取りに行っている最中、ドライバーがこう言った

「俺が君にヨルダン川で白い服を買ってあげたのを忘れてないだろうね…」

「今、まったく現金ないから、明日、エリさんに伝えてその分、支払ってもらって下さい」

すでにエリさんが私のATMになっていたてへぺろ

確かに、あの車での移動は心も折れるだろう…

でも、エリさんも驚くような、請求された金額をちゃんと払うんだから、こちらも客である

「Chikaは Upset してる…」

っと独り言のように言っていた彼

もちろん愛と光は送りながら、彼が幸せになるように願ってはいたけれど…心に嘘もつきたくなかった

壁を作ったかなりの営業スマイルで彼らに別れを告げた…

これこそ嘆きの壁である

さて、私たち親子を迎えに来てくれたお兄様はかなりのイケメンで優しそうな笑顔で洗練されていましたラブ

そのお陰で、車に乗った途端に心が晴れやかになった

現金持ってないけど、なんたる現金な私

そしてなんとラブラブ
私が訪れたいと思っていた、マリアが天使と出会ったと言われている、聖母マリアの井戸大天使ガブリエルがマリアの前に現れたという井戸のある聖ガブリエル教会のすぐ目と鼻の先
だったのです

ホテル自体が教会のような作り…

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ちか ご満悦の様子ラブラブ

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とても懐かしく、まるで自宅に戻ってきたような感覚でした

おじいちゃまの家を改築してホテルにしたんだと、案内してくれました

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迎えに来てくれた方のお母様 




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おじいちゃまの写真に一礼した私たち親子

ありがとうございますラブラブ

この日は昼も夜も食べずに爆睡ぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅ