Adi Guru、Siri Guru Nanak Dev
グルナーナクは世界中を渡り歩き、さまざまな伝統を統一しました。
彼がチベットに訪れている時、パドマシャバヴァの生まれ変わりだと言われ、Lama Nanak、Rinpoche Nanak と呼ばれており、貴重なマスター、バドラ・グルとみなされていたのです。
パドマシャバヴァ(Padomasambhava)とは
お釈迦様の弟子にあたる、アーナンダ、シュリー・シンハなどの師の元で、密教の修行を重ね、その後、8世紀後半に、チベットのティソン・デツェン王によって招かれ、チベット仏教の基礎を築いた重要な人物です。
ブータンやチベットでは、グル・リンポチェ(gu ru rin po che)っと呼ばれています。
彼には、現在のパキスタンにおいて、8歳の姿で蓮の花から誕生したという伝説があります。
グルナーナクがペルシャ砂漠に訪れた時は、スーフィスたちが彼のことを Wali Nanak、Pir Nanak と呼んでいました。
彼が中国のラウ・ツー(Lau Tzu)で、タオの伝統、ワンネスについて分かち合っている頃、その都市を栄させ、Bhusa Nanakと呼ばれていました。
彼がヒンズー教徒と一緒にいたとき、ヴェーダの巨匠は彼のことをAvatari Nanak、Baba Nanakと名付けました。
また、彼がネパールの仏教徒と一緒にいたとき、彼はBuddha Nanakとして知られていたのです。
グルナーナクはすべての伝統を学んでいましたが、どの宗派にも、誰にも属していませんでした。
すべての教えは繋がっており、宗教の壁はないと説いた方なのです。
彼の伝統と教えを閉ざさないように、9人のグルが継続をしてきました。
それが今日のシーク教と呼ばれています。
またグル・ナーナクの長男である、ババ・シリチャンドはインドでも伝説のヨギーです。
グルナーナクは、Sampardhas(口頭伝承)を確立し、教師から生徒へ伝えられるようにしました。
その中で、ヨギ・アマンディープ・シンが繋がっているのは、Udasi SampardhaとNirmal Sampardha という教えです。
この流れの中で、グル・ナーナクの教えを伝達している多くの優れたヨギーが存在しているのです。
ババ・シリチャンド と ヨギ・アマンディープ
アムリッサルのババ・シリチャンドが瞑想をしていた場所
ゴールデン・テンプルの近くにありました。
今もなお、彼のエネルギーは途絶えることなくここにあります。
多くのヨギーが、ここで瞑想することによって霊性を高めていたのです。
そして、その教えを受け継いだヨギーたち
ババ・ナンド・シン
ババ・イザール・シン
ババスリ・ラム・シン、
ババ・ジュワラ・シン
ババ・バンクハンディ・サヒー
ババ・グリヤ
NIRBANSANTOKH DAS
この場所は彼らがヨガや瞑想を通して教えていた場所です。
ババ・ハザラ・シン
最近では、パンツ・ラタン・シリ・シン・サヒーブ、 バイ・サヒブ・バハイ・ハルバジャン・シンカルサ、そして、ヨギ・バジャンもその中の1人です。
ヨギ・バジャンはアムリッサルに建てられているゴールデン・テンプルの周りをお掃除している時に、ババ・シリチャンドと繋がったと言われています。
そして、ヨギ・バジャンは、カナダへと渡り、カナダ、アメリカとこの教えを伝えていったのです。
ヨギ・アマンデープ・シンは、彼が大学生の時に、直接、彼の最愛のヨギ・バジャンから手紙を受け取り、ヨギ・バジャンの足跡を歩くことで、グルの伝統的な教えを学び、そして直接研究する特権も受け継ぎました。
そして、現在、ヨギ・アマンディープは、この貴重な教えを世界へと広めるために活躍しています。
ヨギ・バジャンが飛躍的にこの伝統ヨガを世界中に広めたことで、今では世界中のたくさんの方がこのヨガを学んでいますが、日本だけは隠された教えとなり、一般的に広まることはありませんでした。
ヨガブームの現在でさえ、インドでの伝統的なヨガは日本ではクローズアップされていないのです。
2017年1月13日 ヨギ・アマンディープ・シンが初めて日本に訪れ、この教えを口頭伝承いたします。
私がインドのリトリートに参加した時には、どんなに貴重な体験をさせてもらえたのか、エネルギーでしか気づくことができませんでした。
その神秘の教えを、この日本という土地で日本語で学べる、この夢のような時間を、今、実感して感動しています。
すべてのヨギーに心から感謝を込めて…