8月28日(日) 早朝6:00頃 Gobindghatへ出発
地球上には多くの山々がありますが、すべてが瞑想に適しているわけではありません。
生命エネルギーを持ち続けている山だけが、瞑想に適していると言われています。
そしてヒマラヤの山々は、未だにそのボルテックスがある数少ない山の一つです。
ヒマラヤは毎年1インチ成長していると言われており、何千年もの間、これらの山々は探求者を魅了してきました。
古代のインドの歴史において、自分の内側において真実への探求が閃光を放つとき、その時期になれば、ヒマラヤに導かれると言われています。
ヒマラヤには72,000の神社があり、それは人間の身体の72,000のナディ(エネルギーの通る道)に対応しています
ヒマラヤ山脈は、小宇宙である人間の体を巨大化したものであり、ズミックボディである大宇宙と交信するために必要な磁場を備えています。
輪廻の中で、ヒマラヤで瞑想した者だけがらNirvana(解脱)への資格をもたらされるという伝説があるほど、エネルギーが高い場所だと言われています。
ヒマラヤはいろんな次元へとアクセスできる入口だと言われており、すべての洞窟、すべての山頂には貴重な伝説があります。
それは、多くのヨギーや探求者がこの地で瞑想をした際に、究極の悟りである、Nirvana、解脱に至ることができるための未来への出入口を見たからです。
そして、今回のツアーは、ヨギ・アマンディープがインド人ということで、いろんな繋がりの中で実現された特別なチャンスでした。
私は、昨年訪れたパキスタンにあるグル・ナーナクの生誕寺院と同じく、そんな重要な場所だとは知らずに参加していました。
行きたくても、なかなか行けない場所
それもそのはず
デヘラードゥーンからヒマラヤの麓まで休憩を入れて車で12時間もかかるのです。
ひぇ~~12時間か~~~
しかも私の席はかなり揺れる席だったので、必死で力を入れて耐えていなければ、インドならではのデコボコのクネクネ道によって、体が席から飛ばされそうでした。
休憩の時に、あまりの疲労なため、他の方と席を交換してもらうことにしました。
言い出すのに多少の勇気はいりましたが、あの状態が続けば完全に腰がおかしくなって、1番の目的であるヒマラヤに登れなくなる危険があったからです。
目的のGobind Ghat、ヒマラヤ標高1,828mのホテルに到着した時は、すでに真っ暗になっており夕食の時間でした。
団体行動がもともと苦手なのに、66人という人数、食事の順番待ちでもかなり時間がかかります。
食事の内容は、もちろん毎日ベジタリアン・カレー、美味しいとか美味しくないとか感じる暇もなく、とにかくお腹を膨らませて、次の日のヒマラヤ3000mのベース・キャンプまでの道のり6時間を歩くために、私とティンちゃんは、日課の瞑想をしてベットに潜り込みました。