アルナーチャラの偉大なるパワー充電した私は、次なる目的地〜!
マハ・クンブメーラ へ
インドでは、3年ごとに、「クンブメーラ」という祭典が場所を移動して行われます。アラハバード、ハリドワール、ナーシク、ウジャインです。
そして、クンブメーラの最高峰と言われるのが、12年に1度だけ、アラハバードで開催される、このマハ・クンブメーラなのです。
私と知人は、このマハ・クンブメーラが行われるアラハバードへと旅立つ予定だった…だったぁ…だったのに〜
アラハバードの空港まで行くには、1度、インド最大の都市デリーで乗り換えなければならなかった。デリーに到着すると、なんと、1日1本しかないアラハバード行きがキャンセルになっているではないか~~!
飛ばない~ で
どうする
って〜〜
私たちに選択権はなく、誘導した地上勤務職員が私たちのチケットを勝手にヴァーラーナシー(Varanasi)行きに変えたのです。
え~~~ 福岡空港行きの便が飛ばないから熊本空港行きに変えられたようなもんです。
普通、聞きますね…明日の便にするかどうかぐらい…
すばらしきインド~
でも、これがとっても素晴しいギフトとなったのです。
実は、インドと言えばVaranasiっと言われているぐらい有名なスポットです。
行きたいな~~っと思っていたものの、かなりのハードスケジュール、1人ならばどんな動きだってしちゃうけど、一緒に同行していた方に気を使っていた、わらし〜〜
ところが、宇宙はなんでもお見通し
もう~~宇宙ったらたら、サプライズが大好きなんだから~~
行く必要がある時は、どんな手でも使っちゃうのが宇宙です
「なんで前もって教えてくれないの?」って聞いても…
いつも…
「それでChikaは楽しい?」って聞かれるのです〜〜!
イメージしたら…ぜんぜん楽しくない〜!
何が起こるかわからないからワクワクドキドキする
そして、どんな時でも宇宙を信じて冷静に生きるという訓練にもなります。
感情に揺さぶられないで、自分の気持ちを一定に保ち、どんなこともパーフェクトなんだって…思える訓練
これさえ、できれば物事がスムーズに上手く行くようになります。
最近は、すっかり宇宙ペースになって、すっかり慣れちゃった
だから、突然の飛行機キャンセルぐらいは覚悟しなきゃ~~ねっ
だって私は「なにがなんでもインドに行く」という宇宙ツアーに参加しちゃったんだもんねあはっ
バラナシ行きの飛行機に乗ると、隣に座っていた方、顔にある大きなホクロがとても印象深いその女性と仲良しになって、いろんな話をするようになり、バラナシに行くならば、黄金寺院と呼ばれているヴィシュワナード寺院に必ず行くように勧められました。
なんせ、何度も書きますが「インドに行く」しか決めてなかったので、あの、親切なカメラマンと同じように、勧められたのが私の次なる目的地
アルナーチャラの山も、宿泊していたロビーの受付の方にオススメの場所を聞いて、アシュラムの洞窟を訪れたのです。
そして、Varanasiに到着すると私たちはタクシーに乗り込みました。
飛行機がキャンセルになって急遽Varanasiに来たことを運転手に告げると、じゃあ、まずガンガーに行かなければと、そのまま、夜のガンガーへと向かったのです。。
ちょうど、私たちが小舟に乗ってガンガーを周遊していると、ヒンドゥー教のセレモニーが行われていました。川から見るその踊りはとても神秘的で、浮世絵のようで、なんともいえない感覚でした。霧の中からそっと見える河の流れは完全に次元を超えた空間に入り込んでいる、そんな感覚を全身にエネルギーとして感じていました。
「来て良かった」心からそう感じていました。
実は、このガンガー、死体が流されている場所なのです。
このガンガーで沐浴をすると、現世での罪が洗い流されると言われています。そのため朝からたくさんの人が身体を洗っており、中には石鹸やシャンプーを使って身体を洗っている人もいるので自然環境はかなり悪い状態です。しかも死体も流しちゃうので、雑菌ウジャウジャです。色はミルクコーヒーみたいになっていて、とても神秘的な場所ではないのです。
この夜の感覚は信じられないぐらいに神秘的でした
昼間に見ると、こんなに汚れている場所があんなに美しく感じられるなんて、きっと他では体験できない感覚でしょう。きっと、それは、同じ場所の中にある最高に意識レベルが高いパラレルワールドに繋がった瞬間だと感じています
次の日、私たちは、さっそく飛行機の中で勧められた黄金寺院に行ったのです。
行く道々はとても汚く、牛の糞と泥だらけでビショビショです。お寺に入る前には荷物とパスポートを警備員から厳重にチェックされます。カメラも持ち込めません。
寺院に入ると裸足になるように言われますが、泥水だらけの汚い中を裸足で歩かなければならないのです。
そして、このお寺の中心的な場所に到着すると、仏像の前でお寺の方が寄付をするように言ってきたのです。
私は残念ながら持ち金を切らしており。確か300円ぐらいしかなったので、少しだけ寄付をしました。知人は朝、ホテルで日本円をこっちのお金に変えたばかり、そのお坊さんのような方は知人のお財布を覗き込むと、
「もっと寄付しなさい!あなたのカルマを消せる。」
知人があまりの強引さにお金を寄付すると、更に、その坊さんは「両親のカルマを消すためには、もっと寄付しない」っと言うのである!
私は持ち金がないから無視状態♡冷静に端から見たらすごい光景です。
カルマ~ カルマ~ カルマ~ って
レインボーマンの死ね死ね団(このネーミング、今だと、世のお母様から苦情が来ますよね)思い出してしまった。
インドの山奥で~~修行をして~~
インドで、私がずっ~と、唄っていた歌です。
実はレインボーマンの内容、凄すぎ~
死ね死ね団と戦うレインボーマン。この闇組織は宗教団体で、政治家や大病院の院長、マコミとも繋がっているという設定。しかも、偽金を信者にばらまいて、インフレを起こすというストーリーなのです。
そんな深い内容だと思わず観てました~~。
この原作者は川内康範さん月光仮面の原作者、日本昔話の監修で有名な方です。
そうだったんだ~~! 納得です。彼は政治家の顧問を務めていたり、裏の世界を熟知されていて、表に伝えていた方。
実は、私、20歳頃、彼の作品、2時間ドラマに、2回出演したことがあります。(笑)なので、とても仲良くして頂いていました。
今、生きてらしたら、いろんな情報が聞けるんでしょうね。その時は、20歳だったので…全く、そんなこと興味ありませんでした。残念!
インドでも、各階層ごとに職業•交際•通婚•慣習などについて厳格な規制があるカースト
が、まだ続いています。それを、民衆に納得させるために作ったのが宗教だとも言われています。お肉、特に牛を食べさせないようにして、上層部は食べているという仕組みだったり… 女性を上層部の所に集める為に男性が出家をしてお寺に入る規制を作ったり…本当の所は定かではありませんが、 でも、これも、この地球に組み込まれた事実だとしたら、意味ある世界なんでしょうね。
ということで話は戻り、知人はどても困惑した顔のまま、そのお寺を出るはめになってしまいました。
教訓~インドでは自分の意志を相手に伝えて、「NO」を強く言わなければとんでもないことになります。少しでも疑問に思ったり怪しいと思ったら強く拒否をしないとドンドン言いよられてしまうのです。
そう、次なるステージ、クンブメーラで更にそのことを思い知った私だったのです~