8月6日紀尾井フォーラムプレミアムセミナーに参加。

タイトルは 「ブランディング」


講師の高倉豊氏は偶然にも私の出身校自由学園の大先輩。


高倉氏のお話は、なるほど、という実例と、

楽しいシンキングタイムとリズムで

気づきと納得がどんどん現れる内容だった。


・ブリコラージュ思考

・目標と戦略と戦術は同時に俯瞰で考える

・ティッピングポイント

といくつかの重要なキーワードがあった。


なかでも、

マーケティングの究極の質問


「なぜ、あなたから、

   (他ではなく)この商品(製品)を

               買わなければならないのか?」


これに答えられなければ差別化はされていない、という言葉は刺さった。



私が社会人になって25年間、

ずーっと商業施設の企画デザインを仕事にしてき中で、

必ず出てくる言葉が

「ブランド」

「ブランディング」

「マーケティング」

「差別化」

という言葉。


実はそれらの言葉を使う人のほとんどが、定義を明確につかんでいない。(私も含めて)


 

これまでの仕事の中で私なりに掴んだ定義がある。

 

「ブランド」=提供する価値・品質・体験の生活者との合意形成・それを表す記号


「ブランディング」=生活者との合意ポイントを強固にするためのコミュニケーション活動


「マーケティング」=期待する反応を設定し、その反応を引き起こすための効果的な刺激の開発


「差別化」=上記3つがそろって初めて他と違ってこれを選びたいと感じてもらえた、という結果



今回のセミナーで、結果と定義していた「差別化」を

先に仮説をたてて、それをどう差別化するか検証して、

ブランドとブランディング・マーケティングの

戦略・戦術を組むべきであると気がついた。



まだまだ甘かった、わたしの定義づけ。

これは、この仕事をし続ける上で宿命的に研究をしなくてはならないのだろうなぁ。


ここのブログで考察の紆余曲折を晒して行こうかな。


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