ご縁があって、熊○喜八氏とのランチミーティングに参加。
とある新聞社と食のコンテンツのコラボレーションを検討する名目で、
私は書記係的にちゃっかりと席確保。
会食の舞台は銀座キハチ。

2Fのレストランはゆったりとした空間で意外とニュートラル。
けれど、テーブルのお花が「キハチだなー」という彩りを添えている。

実はお料理にさほど期待をしていなかったのだけど、
うっかり書記係を忘れてしまいそうな印象的なお皿が次々と現れた。
アントレ「真鯛と土佐分担のカルパッチョ」

分担の優しい酸味と甘みを活かしたソースがが白身の刺身のうまみを引き締めて美味。
お魚料理「白身魚(さよりだとおもう)のブイヤベースソース仕立て」

きれいに巻かれて蒸された白身魚とズッキーニや菜の花、新筍がもられたお皿に
少しスパイシーなブイヤベーススープをかけて食べる。
実はこのお皿の中の主役は「筍」。
まだ遠い春の苦みと薫りを鼻腔でキャッチ。
お肉料理
「特選牛ロース肉のグリエ
ローストガーリックピューレと味噌ベースの香味ソースと共に」

次の打合せを考えるとこのまるごとのニンニクは口に出来なかったのだけど
味噌ソースがお肉の赤身と脂身にコクを与えていて
ミーティングをそっちのけでぺろっと食べてしまった。
デザート盛り合わせ(喜八さんおすすめ4点)

中でも右から2番目のチーズタルトがシンプルなのに絶品。
タルトベースにほんの少し焦がしたキャラメル感が隠してあって
チーズムースのさわやかなコク味と一緒になって口の中が「うふっ」でいっぱいになった。
仕事じゃなければ、喜八さんのおごりじゃなければ
「もう一切れっ!」って言ってしまうところだった。
ミーティングから帰って、誰がシェフなんだろうと調べてみると
喜八氏が全権の信頼をよせる鶴田正美シェフ、とのこと。
ちょっと覚えておこう。
味覚の記憶は薄れる前に文字にしなくちゃ、と急いでここに記したけど、
仕事先の人からは早く議事録を上げろ、と
電話でせっつかれてしまった。
はーい、これから議事録作成しますー。