この間、パーティのお席でお花をいただいた。
シャクヤクの大きな花束。
私のイメージでアレンジメントをしてくださったとのこと。

なかなかの迫力。 ・・・私のイメージ? なのかしら。
でも、なんだか気に入ってしまったので
近所のお花屋さんでシャクヤクを求めると、
洋芍と和芍とどっちにします?
と聞かれた。
見れば、この間いただいたのは洋芍だったらしい。
ずっとこれが芍薬だと思ってた。
和芍にします。
といったら、
まだつぼみだけど和芍はすぐに咲いちゃうからね、いいの?
といわれた。
それでも和芍にして家に帰って生けてみた。
3本買った芍薬はまだすっくとした蕾だった。
それがちょうどお昼。
ランチを食べて15時くらいに部屋に戻ったら
3本買ったうちのひとつが見事に咲いていた。
そして次の一本が少し目を離していた隙にほころび始める。
不思議なことにじっと見ていてもただ静かに佇んでいるようにしかみえないのに
ちょっと他のことに気を取られて目を戻すとまたひらいている。
ああ、そんなに急いで咲かないで。
散ってしまうのをまだ見たくないから。
目をやる毎に、花とはこうやって咲いていくのだ、と語りかけてくる。
一日経って、3つの蕾は見事に咲き誇った姿を見せてくれた。

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
その誇り高き立ち姿は、刻々と姿を変えながら、
でも、変わる瞬間を奥ゆかしくも感じさせず、
ハッとするその時々の美しさを薫らせていた。
やっぱり芍薬、すきかもしれない。
シャクヤクの大きな花束。
私のイメージでアレンジメントをしてくださったとのこと。

なかなかの迫力。 ・・・私のイメージ? なのかしら。
でも、なんだか気に入ってしまったので
近所のお花屋さんでシャクヤクを求めると、
洋芍と和芍とどっちにします?
と聞かれた。
見れば、この間いただいたのは洋芍だったらしい。
ずっとこれが芍薬だと思ってた。
和芍にします。
といったら、
まだつぼみだけど和芍はすぐに咲いちゃうからね、いいの?
といわれた。
それでも和芍にして家に帰って生けてみた。
3本買った芍薬はまだすっくとした蕾だった。
それがちょうどお昼。
ランチを食べて15時くらいに部屋に戻ったら
3本買ったうちのひとつが見事に咲いていた。
そして次の一本が少し目を離していた隙にほころび始める。
不思議なことにじっと見ていてもただ静かに佇んでいるようにしかみえないのに
ちょっと他のことに気を取られて目を戻すとまたひらいている。
ああ、そんなに急いで咲かないで。
散ってしまうのをまだ見たくないから。
目をやる毎に、花とはこうやって咲いていくのだ、と語りかけてくる。
一日経って、3つの蕾は見事に咲き誇った姿を見せてくれた。

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
その誇り高き立ち姿は、刻々と姿を変えながら、
でも、変わる瞬間を奥ゆかしくも感じさせず、
ハッとするその時々の美しさを薫らせていた。
やっぱり芍薬、すきかもしれない。