「 ラ ン チ な の に 」
青山1丁目のフレンチレストラン(N)に行った。
おそらく世界一DRCのワインや上質な作り手のワインを
消費するワインバーのオーナーと銀座のバーのオーナーと
一緒にテーブルを囲んだ。
なかなか予約の取れないという旬の人気店の料理、サービス、
ワインリスト、雰囲気を確かめつつ、
彼らの今後の新しいビジネスの構想をディベートする・・・
ということで呼ばれた訳で、
せっかくのフレンチランチも、ビジネスの生々しい話で
味が遠くなるのかな、
と、お店にたどり着いたときはちょっとテンションは低め。
しかも、雨。
12時に席に座って、初めて会う銀座のバーオーナーと挨拶。
無難なところでシャンパンで乾杯。
アミューズ・前菜・メイン・デザートの4725円の
プリフィクスメニュをオーダー。
するとワインバーオーナーとバーオーナーの二人は
「あ、昨日と選べるメニューが変わっていますね」
「昨日食べたレバーの火の通り具合は秀逸だったね」と語り合っている。
つまり、この二人昨日も来ている。
しかも昨日の時点で今日の席を予約している(キャンセル待ちで)
出来れば明日も、と冗談抜きで言っている。
まず、アミューズ。生ハムとイチゴ・たらとオニオンの小さなカナッペ。

マッシュルームのカプチーノ仕立てポタージュ。

それにアルザスリースリングの白ワイン。

オーナーたちはメインにレバーやイノシシの肉料理。
私がブイヤベース。
そこへソムリエ氏が「是非シノンを飲んでいただきたい」と薦めてきた。
ボルドーとかブルゴーニュのワインでなく、ちょっと控えめな存在の
ロワール地方のワインをこれだけのレストランで
しかもこのテーブルにはワインのスペシャリストがいるということを
知ってて薦めてくる、と言うことは・・・きっとこのシノン、伊達じゃない。
それは3人のオーダーした料理にフィットするだけでなく
シェフの繰り出すキリっとした仕立ての味わいとの相乗効果が楽しかった。
何よりもシノンの青みのある田舎くさいイメージを超えた
この赤ワインが驚きで、すっかり3人ともこのソムリエ氏に目がハート。
ソムリエ氏の策略どおり、このテーブルの上にはその後もう一本
赤ワイン(サンテステフのペランセギュール)が運ばれることになる。
これもまた、ランチの2本目の赤ワインとしてふさわしかった。

デザートは食べず、シノンとペランセギュールでチーズとなった。
盛岡のF養蜂場のゆりの花の蜂蜜がもう終わりかけのエポワス
というちょっと癖のあるとろりとしたチーズの塩気をすばらしく引き立てる。
コンテはまるで栗のようにほくほくしたテクスチュア。
外は明るい。
でもフロアを埋めていたほとんど女性のランチ客はもういない。
時計を見れば4時半。
3人とも出来上がっている。
ランチって何時までなんだろう?一般的に。
ビジネスの話?しました。そこそこ。
でも、夢を語る幸せなビジネストークだった気がする。
もっといろいろ夢を膨らましながら今後どうするか話しましょう、
ということで、
私は翌日もまったく同じ席に座ることになり
2日間のランチで7本のボトルを空けることになったのでした。
うー・・・具合悪い。。。。
青山1丁目のフレンチレストラン(N)に行った。
おそらく世界一DRCのワインや上質な作り手のワインを
消費するワインバーのオーナーと銀座のバーのオーナーと
一緒にテーブルを囲んだ。
なかなか予約の取れないという旬の人気店の料理、サービス、
ワインリスト、雰囲気を確かめつつ、
彼らの今後の新しいビジネスの構想をディベートする・・・
ということで呼ばれた訳で、
せっかくのフレンチランチも、ビジネスの生々しい話で
味が遠くなるのかな、
と、お店にたどり着いたときはちょっとテンションは低め。
しかも、雨。
12時に席に座って、初めて会う銀座のバーオーナーと挨拶。
無難なところでシャンパンで乾杯。
アミューズ・前菜・メイン・デザートの4725円の
プリフィクスメニュをオーダー。
するとワインバーオーナーとバーオーナーの二人は
「あ、昨日と選べるメニューが変わっていますね」
「昨日食べたレバーの火の通り具合は秀逸だったね」と語り合っている。
つまり、この二人昨日も来ている。
しかも昨日の時点で今日の席を予約している(キャンセル待ちで)
出来れば明日も、と冗談抜きで言っている。
まず、アミューズ。生ハムとイチゴ・たらとオニオンの小さなカナッペ。

マッシュルームのカプチーノ仕立てポタージュ。

それにアルザスリースリングの白ワイン。

オーナーたちはメインにレバーやイノシシの肉料理。
私がブイヤベース。
そこへソムリエ氏が「是非シノンを飲んでいただきたい」と薦めてきた。
ボルドーとかブルゴーニュのワインでなく、ちょっと控えめな存在の
ロワール地方のワインをこれだけのレストランで
しかもこのテーブルにはワインのスペシャリストがいるということを
知ってて薦めてくる、と言うことは・・・きっとこのシノン、伊達じゃない。
それは3人のオーダーした料理にフィットするだけでなく
シェフの繰り出すキリっとした仕立ての味わいとの相乗効果が楽しかった。
何よりもシノンの青みのある田舎くさいイメージを超えた
この赤ワインが驚きで、すっかり3人ともこのソムリエ氏に目がハート。
ソムリエ氏の策略どおり、このテーブルの上にはその後もう一本
赤ワイン(サンテステフのペランセギュール)が運ばれることになる。
これもまた、ランチの2本目の赤ワインとしてふさわしかった。

デザートは食べず、シノンとペランセギュールでチーズとなった。
盛岡のF養蜂場のゆりの花の蜂蜜がもう終わりかけのエポワス
というちょっと癖のあるとろりとしたチーズの塩気をすばらしく引き立てる。
コンテはまるで栗のようにほくほくしたテクスチュア。
外は明るい。
でもフロアを埋めていたほとんど女性のランチ客はもういない。
時計を見れば4時半。
3人とも出来上がっている。
ランチって何時までなんだろう?一般的に。
ビジネスの話?しました。そこそこ。
でも、夢を語る幸せなビジネストークだった気がする。
もっといろいろ夢を膨らましながら今後どうするか話しましょう、
ということで、
私は翌日もまったく同じ席に座ることになり
2日間のランチで7本のボトルを空けることになったのでした。
うー・・・具合悪い。。。。