玉置妙憂さんの本に
精神疾患の患者さんへの精神的ケアについて述べられていました。
自分の考え方や行動のクセに自分で気付き、変えていくことが必要だということです。
その為には
    1、人は1人であると知る
    2、仏様やご先祖様、大きな力と共にあり
            1人であっても孤独ではないと知る
    3、死を受容する
            その中で自分にとって何が一番大事か
            を見つめ直す
ということが大切。


いやいや、これ、今、生きてるすべての人に必要なことやないんかな?

人に「期待」し、いろんな感情に振り回されることや、「依存」して、自分ではなく、他人基準で生きてしまうこと……
そうではなく、ちゃんと自分軸で生きていくことの大切さは、人は1人であると知ることから生まれてくる。

でも、やっぱり1人はちょっと辛い。
神様や仏様、ご先祖様が自分のことを守ってくれていると思えたら、それほど心強いものはない。
その方たちは、私に厳しくバチを当てるのではなく、失敗してまたやり直すこともあたたかく見守り、応援してくれている存在だと知ると、自分を否定することなく、今の自分を認めることができる。

そして、誰もが「老い」ていくこと、その先に「死」がすべての人にあること、それを受け止めた上で、自分にとって一番大切なものを考えてみると、“今”の生き方、“今”の時間の使い方が変わってくると思う。