今更ながら、レイ・ハリーハウゼン。死んじゃいましたね~。これは1963年の作品です。古いですね。
SF、ファンタシ好きなら当たり前という感じですが、私もハリーハウゼンのファンです。シンドバッド(英語だとシンバッド)シリーズは小さい時から観倒しました。なんせ、当時はテレビでほとんど毎年のように放映してましたからね。刷り込まれました。
で、今回の「アルゴ探検隊の大冒険」ですが、なんで数あるハリーハウゼンの中でこれなのかと言うと、スケルトン(いわゆるガイコツ戦士)のシーンの出来の良さ、楽しさと、タロスの迫力。
身長1800mm前後の人間と身長250mm程度のミニチュアとの戦闘ですよ?信じられません。あの整列からの突進や、剣を取り落とす所など、未だにドキドキしてしまいます。
タロスの出現は当時の目線でも予測がつく展開だったんですが、それでも大迫力。あの金属のきしむ効果音が最高。
「虎の目大作戦」などの、シンバッド寄りのヒトからはあんまり良くない、と言う評価らしいですが、私は金物の動く様そのものに見えました。
ストーリーは、ある王様が隣国を攻める時に予言者に助言を求めます。すると予言者は、
「遠征は成功するが、敵国王の子に滅ぼされる。」
と予言します。
予言を恐れた王は、王族を根絶やしにすればいいと考えますが、当然の様に失敗。赤ん坊が脱出に成功して、のちにジェイソン(イアソン)として現われるんです。
王は、自分が彼の仇と知られる前に、味方のふりをして魔力を秘めた黄金の羊の毛皮を探し出す事を薦めるんです。まんまと乗せられた彼は、ヘラ(ゼウスの奥さん)の加護と優秀な船、最高の乗組員を得て、マジックアイテムを探す旅に出発するんですね。王としては、彼が死んじゃえばそれでよし。ダメなら息子に邪魔させてやれと。
ギリシャ神話にはこういう話もあるのかと、本を読みたくさせる映画です。
今のSF映画ファンには笑われるようなシーンもあるでしょうが、これや、シンバッドシリーズ、「タイタンの戦い」(1981)なんかは観ておいた方がいいですよ。原典ですからね。
