10月も数日を残すのみとなり

すっかり肌寒くなりましたくもり

 

ソウルは風が吹く日が多く台風

気温よりも体感温度が低いことがあります。

 

ソウルへ旅行される方は

実際の気温よりも寒いものだと思って

寒さ対策をした方がよいかもしれません上差し

 

逆に、着込みすぎると

乗り物や建物内は暑すぎたりします。

簡単に着脱するものを

重ね着するのがよいかもしれませんねハリネズミ

 

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さて、久しぶりの更新になりましたが

今日は「なつめ(大棗)」です。

 

参鶏湯(サンゲタン)などの料理にも使われ

食材としても知られていますが

大棗(タイソウ)として韓薬にもよく用いられます。

 

「参鶏湯に使用されるなつめ」

 

韓国語では「大棗」をそのまま韓国読みで読むと

「テチュ」となり、韓薬の大棗と食用のなつめを

特に区別せずに読んでいます目

(そもそも同じものですからね...)

 

食用として販売しているものは

ほぼ、干した大棗ですが

干す前の状態の「生大棗」が

初秋に販売されていますニコニコ

 

これは、そのまま食べることができ

触感はリンゴに近い感じで

新鮮なものを食べると

ホントに小さなリンゴを食べてるように

味も似ていますりんご

 

「生の大棗。干す前なのでシワがない!」

 

大棗は、五臓の機能を守り

12経絡の働きを助けるとされ

補薬として様々な韓薬に使用されますお茶

 

咳を治めたり、乾燥した喉を潤し

消化吸収機能を推進し

便秘を解消する性質がありますニヤリ

 

また、神経を安定させる役割があり

神経性で顔がほてったかと思えば

いつの間にか寒くなったり

 

頭が痛く、めまいがしたり

体が重だるく、いらいらしたり

感情の起伏が激しい場合や

 

夜中に何度も目を覚ましたり

悪夢にうなされたりする症状の場合も

大棗が症状をおさめるとされていますグッ

 

「干した大棗。多くの韓薬に配合されます」

 

少陰人は、繊細な性格の方が多く

神経が鋭敏です。

 

そういう方の場合、大棗はとても良い食材なのです。

 

適量の高麗人参と大棗を煎じて飲むと

胃腸を保護し、気血を巡らせます。

貧血にも良いとされています。

 

韓国では年中、近所のスーパーで売っている

ありふれた食材ですが

日本ではいかがでしょうか!?

 

高価なものではなく

日常の食材で

健康管理ができるとよいですよね^^

 

まだまだ、少陰人に合う食材がつづきます...

 

本日もご一読いただきまして

ありがとうございました!