先週は秋夕(チュソク)という日本のお盆にあたる連休でした。
韓国は、お正月や誕生日など
名節や記念日を旧暦でお祝いする習慣が今もあります。
特に、このチュソク(陰暦8月15日)は、日本のお盆と違い
暦の上でも連休になるのです。
「中秋の名月」とも呼ばれるこの日は
日本では十五夜として知られていますが
十五夜がいつなのか、正確に知らない人も
少なくはないのでしょうか??
中秋の名月は満月と言われていますが
厳密には完全な満月ではないこともあります。
それは、天文学などが発達することで
正確な満月の日を知ることができるようになったわけで
旧暦の8月15日を「中秋の名月」と決めた頃は
満月に見えたのかもしれません。
事実、空を見上げて
満月なのか満月の1~2日前(後)なのかを
肉眼で判断することは難しいですよね。
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さて、その秋夕の連休に伴って(?)
ブログもお休みしていましたが
少陰人の続きを記載していきます。
今日は、韓国でおなじみの「唐辛子」。
「摘む前の唐辛子。日本ではあまり見られない光景」
来月には「キムジャン」と言って
キムチを大量に漬ける行事があります。
昔は冷蔵庫などありませんし
冬に野菜の収穫ができませんので
秋に収穫した野菜で
冬を越せるだけのキムチを漬ける習慣が
あったのではないかと思います。
(調べてませんけど...たぶん (笑))
「オーソドックスな白菜キムチ」
少陰人に唐辛子が合うという内容は
私にとって、意外でした。
少陰人は、胃腸が弱い体質であると言われており
唐辛子は刺激が強いため胃腸を壊しやすいと
思っていたためです。
実際に、キムチや唐辛子入りの辛いものを食べると
次の日にはお腹が下りやすいため、
韓国で生活してはいるものの
唐辛子入りのものはなるべく避けていました。
「干すことで黒味を帯びます...より辛そうに見える(-_-;)」
要は、量の問題であったり
飲み込む前によく噛むことも大切ですね。
胃腸が弱い少陰人ですが
体が冷えやすいという側面もあります。
唐辛子が体を温める作用があるため
少陰人には合う食べ物であるということなのですね。
ですが、上述したように刺激が強いため
やはり、食べ過ぎには気を付けてください。
それでも、私自身、この本を読みながら
極力避けてきたキムチや唐辛子に対する
イメージが少し変わりました^^
「キムチを使った代表料理”プデチゲ”」
今日もご一読いただきまして
ありがとうございました!