《私の優しさと力を思い出すコツ》 NO.6302

たった一つの小さな「コツ」が
あなたを変える

【今日のコツ】

自分を温かく見守る眼差しは、
周りの人の優しさと力を呼び覚ます。

共に生きる皆さんへ

こんにちは、野澤卓央です。

今日もメルマガをお読みくださり

ありがとうございます。

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昨日、みんなの学校の講義を終え、
愛知県から大阪に車で帰りました。

休憩のためサービスエリアに止まり、
車内にあったゴミを捨てたとき、

ふと、子どもたちに

「ゴミ箱を見たとき、
　ゴミを片付けてくれる人がいることを、
　想像できることが大切だと思うんだよな」

と伝えると、

５歳の息子が落ちていたゴミを拾い、

「将来、片付ける人の仕事をしたいな。」

と言いました。

それを聴いて心が温かくなりました。

心に余裕があると言葉の背景にある

相手の表情、心身の状態、
エネルギー感を感じられます。

その人に家族がいて、
大切な人がいることも想像でき、

人をモノのように扱うのではなく、
人が持つ優しさを溢れさせてくれます。

昨日、みんなの学校で話された
心に響いた皆の氣付きをシェアします。

Ｋくんは、
「自分は何かを始めるとき、何くそ！と、
　悔しさや怒りから行動していることに氣づいた。

　こうしたいけどできない
　悔しさを原動力に自分は頑張っている。」

と、話してくれました。

怒りや悔しさは人を動かす
原動力になりますが、

その状態は危険を回避するのと同じで、
アドレナリンなどが分泌されています。

逃げる、戦うための強力な力ですが、
毒でもあるため長期的にそれを使い続けると、
心身のバランスを崩すことがあります。

怒っている子どもに寄り添うように、

怒りや悔しさを感じている
自分の身体に寄り添い嘆き切ることで、
純粋な情熱が内側から溢れてきます。

それは人への慈しみと
本来の力を発揮させると信じています。

Ｍさんは

「自分でできそうなことを人に頼まれると、
　自分でやれよ！と怒りが湧く。

　それは、自分が人に任せないで
　我慢してやる癖があるからだとわかった。

　先日、対人関係でモヤっとすることがあって、

　いつもなら自分の中で消化するか、
　もう会わない人だしなど切り替えることを、
　仲間に話を聴いてもらって消化してみた。

　すると、

　自分が氣楽にお母さんと
　話してこなかったことを思い出した。

　すると、自分でやらなければ、
　という自分の中にいる子が癒されていった。

　話を聴いてくれるメンバーには感謝だな。

　自分は一杯一杯なんだな。

　感謝の心を持つ余裕がなくて、
　自己中心的になっていたと氣づいた。」

と、話してくれました。

幼い頃、十分に
受容される体験がないまま、

自分がなんとかしなければと
痛みを抱えたまま大人になり自立すると、

身体に残る痛みや諦めから、

大人になっても人に頼ること、
人と協力することに強い抵抗や恐れ、
罪悪感を感じることがあります。

家族だと身近すぎて難しいことも、
相手を受容する在り方と傾聴力を持った

仲間と出逢うことで、

大人になってからでも
幼い頃の欠乏感が満たされ、

人に頼る、協力し合うことが、
人はできるようになります。

Ｎさんは

「この夏、川で本氣で遊んだとき、
　自分を超える体験をした。

　岩の上から川に飛び込もうとしたとき、

　高さもあるけど岩にぶつかるのではと、
　怖くなって飛び込めなかった。

　結局、飛び込むのをやめた。

　所詮、遊びだからと考えたけど
　そろそろ帰ろうと思った時に、

　それでいいのか！！
　という声が内側から聴こえた。

　本氣で遊ぼうと、
　もう一度挑戦することにした。

　そのとき、地元の家族連れの
　人達がいて応援してくれた。

　引くに引けない状態になり、
　何も考えずに飛び込んだ。

　人生もこんなこといっぱいあるよな。
　みんなの応援で超えられることってあるよな。

　今でもその瞬間を思い出した時、
　込み上げることがある。

　自分の枠を超えた清々しさが今もある。

　人の応援で自分の枠を超えられた。
　今度は、僕も人を応援してあげたい。

　枠を超えると今まで見えなかった
　ことが見えてくるな。」

と話してくれました。

“自分の限界”と”相手の限界”は違います。

僕も自分の物差しを外して相手の
精一杯を応援できる人でいたいと思いました。

Ｍさんは

「もうすぐ７０歳。

　人生の楽しさをここの
　みんなに教えてもらっている。

　この歳になってようやく
　氣づいたことがたくさんある。

　昨日、奥さんの介護で夜中２時に呼ばれ、
　腰の辺りが痒いからかいて、と奥さんが言った。

　今までなら自分でやれ、と怒っていた。

　昨日、いつまでかくのかなと思いながらも
　１０分したら奥さんは寝て、そっと離れた。

　お釈迦様が「人生を受け取ることだ」
　と言ったことを思い出した。

　起きたことを
　今はそうきましたかと受け取れる。

　前なら、怒り狂っていたな。
　怒りでいっぱいの人だったな。

　こういう想いにさせてくれたのは
　たくちゃんだけでなく仲間がいたから、

　そう思えるのはみんなのおかげ。」

僕も自分だけでは塾を運営できません。
みんながいてくれるから開くことができます。

これを見て読んでくれたあなたがいるから、
僕は日々の氣付きを深められます。

何をしたいかを忘れるほど、
周りのおかげだと感謝が湧く日でした。

今日もあなたとあなたの大切な人たちが、
平和で幸せでありますように。