《人とのつながり、信頼を取り戻すコツ》No.5849

たった一つの小さな「コツ」が
あなたを変える

【今日のコツ】

そのままの自分でいられることで、
人とのつながり、信頼、安心が生まれる。

共に生きる皆さんへ

こんにちは、野澤卓央です。

今日もメルマガをお読みくださり

ありがとうございます。

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昨日はみんなの学校１回目のクラス。
これで５クラス全部が始まりました。

今期も自分の父が講座に参加。

「ここでは先生だと思って
　学ばせてもらいたいと思っているけど、
　日常では腹も立っていることもある」と、

正直な氣持ちを話し皆を笑わせました。

自分も含め全ての人の本質は完璧ですが、
僕の行為や結果が完璧なわけではありません。

親子という親密な関係性の中で
本質的なことを共に学べることが嬉しく、

未熟なところもある息子から
学ぼうとしてくれる父に心から感謝しました。

昨日参加した人たちも講座が楽しみと言う人、
緊張していると言う人、

頭ではわかるけど腑に落ちていないと言う人、

去年から学び心持ちや人間関係が変わったと言う人、

自分の今の氣持ちや状態を正直に場に
出してくれている様に僕は感じました。

僕はいい結果を聴くのも嬉しいですが、
それ以上に皆と正直にいられること、
喜びも悲しみも正直に話せることが嬉しいです。

人の前に立ったとき、

正解やできる自分、立派な自分、優しい自分で
いなければいけない、良いことを言わなければ
と思っていると、

できる自分を演じられたときは、
一時的な安堵感や達成感は生まれますが、

次第にその自分を演じることや、
人といることに疲れてしまったり、
人とのつながりを感じられなくなります。

それは、

人と関係を持つことを億劫にさせ、
真の学び、成長、進化、喜びを妨げます。

そのままの自分でいること、
素直な氣持ちを表現してはダメという

思い込みに制限された建前での生き方では、
人とのつながり、信頼、安心を失います。

僕の場合、“自己受容”を経て、
“自己肯定感”が育まれるたび、

人前でも、そのままの自分としていられる、
素直に表現できることが増えていきました。

というのも、僕は長い間、

自分を強く見せたり、聖人君子の様な
自分になろうとしていました。

その背景には、

自分は弱い、汚いという思い込みがあり、

良い自分を演じないと人に愛されない、
認められない、一人ぼっちになるという
怖さがありました。

昔、ネイティブアメリンの知恵を学ぶ場で、

自分の怖さや寂しさ、未熟さを正直に話し、
皆に受け取ってもらえた体験がありました。

その時、

まるで綺麗に咲いた花を見たときの様に、
目の前にいる人たちが”命”に見えました。

その瞬間、

人といられること、繋がれることに
大きな喜びと感謝が湧き、僕は泣き、

素直さ、あるがままの自分でいることが
豊かな人間関係を築くと知りました。

そこに至るプロセスを振り返ると、

短期的に何をしたからではなく、
多くの人や知恵に助けられながら、

何年もかけ自分の内にある感情と価値観を
一つ一つ観察し、理解したことが要因でした。

次第に、大自然に与えられた自分の命や、
内側には何一つ悪いものはないという実感が深まり、

またその積み重ねによって、

自分の内側にある全てものは、
自分の命を守ろう、生き残ろうとする
存在であることを感じるようになり、

内なる全てへの感謝に変わっていきました。

自己受容とは、
自分の内側にある怒りや喜びなど、全ての
感情と自分の価値観を受容できることです。

自己肯定とは、
自分の中にある全ての感情や価値観、
自分という存在を肯定できること。

それは、

自分の能力や結果を出せるという
根拠によって生まれる自信、
自己効力感とは違うものです。

（呼び方や捉え方は人それぞれ違います。
　あくまで僕の捉え方です。）

人は自己受容、自己肯定を経て、
自己統合へと向かっていきます。

エゴを超え自己と統合することで、

人は自分の身体、氣持ち、言動が一致し、
命の夢、役割を日常で体現していくようになり、

自分の命への理解と深まりは感謝と愛を生み、
それらは人への理解と愛へと広がっていきます。

そしてそれは、
社会、自然、この世界への理解と、
それらを愛することにつながっていく。

自分を理解し、愛する先に
この世界の平和があると僕は信じています。

今日もあなたとあなたの大切な人たちが、
世界が平和で幸せでありますように。