2024年3月12日(火)「公開講座 鎌倉▪食を学ぶ会in建長寺」のシンポジウム「第5回 鎌倉の食をめぐって」に参加して、鎌倉に生まれたワイナリーを知りました。ワイナリーの夏目さんの他にも、新世界を先取りして、すでにスタートを切られているエネルギッシュな方たちがいました👏

 
(建長寺さんのH.P.より☟)

 

オーナー兼ソムリエの夏目真吾さんは、夢を、叶えるべく、2012年に鎌倉市にご家族で移住。最初は自宅の庭先で、後に関谷と七里ヶ浜の土地を購入して、ワイン用葡萄栽培を始められたそうですが、猛暑や台風、農作物自体の病害、害獣被害を受け、順風満帆とはいかなかったようです。

 

途中、足りなくなった資金は近隣の方々から、ワインの現物支給を約束して一口1万円の協力金(なんと300万円集まる!)を得て凌いだそうです。


オーナーの熱意と、鎌倉に住む人たちの持つ未知のものへの寛容さのような気質が後押ししたのでしょう。約10年をかけ、2022年7月に念願の鎌倉ワイナリーが生まれした。

 

 

 

後日、古都鎌倉に誕生したワイナリー、「ドメーヌナツメ」へランチに行ってまいりました。ワイナリーと食事スペース、小さなマルシェやワインの商品棚もあり、地場野菜やくだものを購入する目的で店を訪れているお客さんもいました。

 

私は、ワイナリーに並んでいるエッグタンクが気になりました。アメリカ製の樹脂でつくられたものだそうで、空気を通すそうです。コンクリート製のエッグタンクは国内生産されているようですね。

 

赤ワインとビーフシチューランチをいただきました。一杯のワイン込みで1880円なり。鎌倉産ではなく安曇野産のメルロー2022年。柔らかい優しいワインです。
 
前菜とバケット😋

 
二杯目の赤ワインは2020年に七里ヶ浜と関谷産で収穫され、(東京ワイナリーに委託醸造して)造られたという ナツメワイナリーのワイン、1200円。メルローとピノノワールのブレンドで、ラズベリー、キノコ、土、ハーブの香りがします。かすかに塩味が感じられるのは海の近くで造られたからでしょうか。タンニンは少量シルキーで、総じて、穏やかで優しくチャーミングなワインでした。少し時間がたつと果実味とハーブ香がより際立ってきて変化を楽しめます。食中酒としても鎌倉の海や山の豊かな食材をより美味しくいただけそうです。
 
エチケットは画家YUYUさんに直接依頼されたそうです。
 
ビーフシチュー😋
 

ワインと同様とがっていない優しい味で、とっても美味しくいただきました。ご馳走さまでした。頑張っている人に会うと波動も上がって参ります。同時に応援していきたいなあ‼️と素直な氣持ちも沸いてまいります。

 
大仏さま

 
大仏さままで徒歩5.6分。
長谷の海もすぐ近くです。1月から3月頃の海はエメラルドグリーンのニュアンスもあって大好きです。(写真では上手く撮れませんでしたが・・・)
 
長谷の海

 
あれこれお買いもの(山屋製餡所で「こし餡」、三留商店「塩けんぴ」、江ノ島浜の水産「釜揚げしらす」などなど)を済ませて、今日も江ノ島水族館前の石段に腰掛けて打ち寄せる波の音を聴いて、帰宅しました。出会いの1日に感謝‼️
 
俗に「今だけ金だけ自分だけ」と言われる世界は間もなく終わり、いよいよ新世界が始まりそうですね。そろそろEBSが流れ、リセットされる世界をまわりと共有し理解して、私も心の向くままに(自身にとって)豊かな人生を歩んでいきたいな(^^♪と思いました。