お昼は何度か利用していますが、夜は初めて。隣接する新宿御苑はコロナの影響で2020.12.26からずっと休館中。
けれど、お店は健在。店内は満席(詳しくは4人がけテーブルに2人ずつ)でした。予約は2日前。毎年出かけている新宿伊勢丹で開催される
「世界を旅するワイン展」を楽しんだ後(今年は無料試飲なし😞)、早めの夕食となりました。知人の誕生会を兼ねた夕食です。
料理は中国の最南部(嶺南地方)のもの。料理長はオーナーでもある前田克紀さん、日本人でも数人しかいない中国政府公認の高級営養薬膳師の資格を取得されていらっしゃいます。
今回は
早春の「食養生コース」6000円と「自家製養生酒」をいただきました。早春のコースは、血の元になる食材を中心に提供されていて、素材の味を生かした綺麗で、穏やかでかつ元気になりそうなラインナップでした。
前菜三種😋
鶏レバーの茶わん蒸し😋
上澄みのどんこでとっただしの香り、滑らかなレバーのペーストは臭みなく😋
墨いかのチリソースと蓬パン😋
濃厚なイカ墨を少しピリ辛に仕上げて、イカと野菜を絡めたもの。美味しいです。蓬パンは香ばく。
季節の養生スープ😋
(ビーツ、ピーナッツ、ターメリック、豚足)
こちらのお店に来たときはお昼でも必ず養生スープをいただきます。季節ごとにスープの種類は異なります。薄味で具材はたれに浸けていただきます。「きっと元気が出るよ」と魔法をかけられたような、背中を押されたような気分になります。ビーツやピーナッツは血の元となり、ターメリックは血の流れをよくするそうです。