決して、グルにはならないで | チャネリング123

決して、グルにはならないで

このチャネリング講座を始める時、お客さんが来てくれるかなと思いました。

 

それは、「スピリチュアル用語をブログ、サイトに散りばめれば、散りばめるほど、お客さんが来る。」といわれていたからです。

 

この業界に限ったことじゃないけれど、専門用語や難しそうな言葉を使うとなんとなく説得力が増します。

 

私がスピリチュアルサイトを読むと、突っ込みどころ満載で、自分はこんなことは書けないなと思いました。

でも、お客さんは、スピリチュアルっぽくない私のようなチャネリングでは、満足しないだろうと思いました。

 

実際、高次の存在とつながることができますかという問い合わせを頂いて、高次の存在がいるかどうかってところから話をしないといけないし、いるとしたらどうやって証明するのか、チャネラーが、自分がつながっていて、話をしているといってしまえば、目に見えない世界ですから、いるということで十分なのだとは思うが、言ったもの勝ち、自己申告制みたいな世界で、高次の存在に期待してしまうのが人だから、私には言えない。そんな説明をしたら、かなりがっかりした様子で、断れてしまいました。

 

お客さんには、自分の考えを持ってほしいと思う。私の考えだってその一つで、いろんなチャネラーさんがいる。そういう中で、私自身、自分の(なるべく整合性がある)チャネリングを確立したから、わたしなりのチャネリングやスピリチュアルに関する考えはある。だから、それを伝えはするけど、それに納得しないからといって、怒り出すなら、それは私がかつて参加したチャネラーさんと同じになりかねないから、ポイントはそこにあると思う。

グルには決してならず、いつも、ひらけた状態にすることが大切なのだ。