エリザベート2016 その2 | Anbeの気まぐれ日誌

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DVDの感想のつづき照れ
まずは、1幕から順に。

冒頭、成河さんのルキーニ登場。
声、高すぎっ・・・
だいぶ雲行きが怪しくなりました。
轟悠さんを送り込みたい。

我ら息絶えし者ども
子役ルドルフの池田優斗くんの声が響くルンルン かわいらしいなー

エリザベート登場場面
垂直に出てくる棺からの演出は、なくなったん? 蘇りました感があって好きやったのに。残念・・・

家庭教師役の七瀬りりこちゃん、なんだか勿体ない使われ方。歌のソロも十分イケる実力の持ち主。(TVカラオケバトルでも常連さん!)

未来優希さんのルドヴィカが巧み。雪組初演メンバーが、こうしてがんばっているのは、めちゃくちゃ嬉しいイエローハーツ

愛と死のロンド井上芳雄くん、さすが歌ウマ。花總まり表情もステキ。あ、でも、井上くん、「エリーザベート」のとか「おれはいま踏みだーす🎵」のとか、低音がかすれてるのが気になりました。この役、音域広すぎやから、しゃーないか。高音は、むちゃくちゃキレイでしたラブ

トートダンサー、迫力あるわ。これは、やっぱりナマの(!?)男のひとがやると、ちがうねー。素晴らしい。 

田代万里生くんのフランツ、高嶺ふぶきさんっぽい。高貴な感じ。歌ウマ。

真記子さんの死刑囚の母、熱演でした。絶叫するシーンにウルッときました。

バート・イシュルの場面あたりから気になりだしたのが、やたらとセリを使いまくる演出。

シシィが特別ではなく付き添いで たまたまお見合いに来たのに、セリで特別感を出して、どないすんねんガーン  フランツまでセリに上がってるのが、わたし的には許されへん。鹿のはく製はどこいった? 安産型だわの演出も消えてるし ・・・改悪やと思いましたもやもや

あなたが側にいれば
つかの間のハッピーで好きな場面なのですが、ここで またもやセリが・・・。要らん!帝劇ならいいかもしれへんけど、3階席まである劇場やと、まったく見えへんこともあるんやでハッハッ

結論:セリの使いすぎは良くない!  ( ←むちゃ強調してます)

結婚式
井上トートの手の動きがセクシー。
香寿ゾフィーの声質がキレイで心地よすぎ。

最後のダンス
井上くんのマントさばきが美しすぎて、いい意味でドン引きラブ
「おーれーさー♪」の さーの音程が、山口祐一郎さんのキーよりだいぶ高い。低音でドーンとエリザを誘惑してほしかったなー

天空(私だけに)
ほんま、セリ、やめてくれー。不自然。

それはさておき、香寿ゾフィーの「聞いたのよ♪」が、セリフと歌が調和していて、むちゃ好き。

田代フランツの葛藤する演技もいい。わたし、宝塚の北翔海莉さんのファンなのですが、若き日のフランツの軽い感じが なんか違うなー と思っていまして・・・。田代くん、それ!それ!いい!!と思いました。

そして、このミュージカルのクライマックス、私だけにルンルンルンルン

またしても、セリガーンガーン
エリザは寝起きで歌っている設定やのに、ほんまもう、セリ要らんから。集中して聴かせてほしい(絶叫)

刃物を首に当てながらの演出、なくなっているね。残念。お芝居から「私だけに」に移行する流れが、薄くなってしまった。

花總エリザの堂々とした女帝ぶり、さすがでした。棺にもたれて落とされる演出は好き。鏡の間で扉を開ける演出は、もっと好きだったけど。宝塚版でも いつしか無くなってしまいました。

ですが、小節の前後で音はずすのは、わざと?・・・とは思えず 丁寧に歌ってほしいな。

やはり、一路真輝のエリザベート役が偉大すぎたことを、今となって思い知らされたのでした。
《続く》